自動車保険のメジャーな割引の一つに『ゴールド免許割引』というものがあります。
これは読んで字のごとく優良ドライバーの証しともいえるゴールド免許を持った人だと割引になる制度で、どこの保険会社でも採用していると思います。
最大で20%ほど安くなることもあるので、普段から安全運転に心掛けている人はお得ですよね。
特にダイレクト型自動車保険では割引率が大きいようです。
「より事故の少ないユーザーを取り入れたい」という保険会社側の意図があるからなんですね。
ゴールド免許割引の注意点
この割引はあくまでもゴールド免許を持っている人が対象となります。
保険会社によって対応は違いますが、免許証の色は自己申告で契約することが多いですよね。
契約の段階で確認をしないということは、ブルー免許でも割引が適用されてしまうということです。
「じゃあ、ゴールド免許と申告した方が得じゃないの?」と思われるかもしれません。
しかし、
虚偽の申告、すなわちブルー免許なのにゴールド免許であると申告してしまうと、万一の事故の際に自動車保険で対応ができない可能性があります。
保険会社によってはかなり厳しい対応をされるケースがあるんですね。
ここは各社ルールが違うようなのですが、「間違っていたら補償されない」という認識でいてください。
契約や更新の際に、正しく自動車保険の担当者へ伝えることをおすすめします。
代理店さんから聞いたことなのですが、保険会社からしても割引の誤適用というのは非常に重いことのようです。
代理店や保険会社によっては免許証のコピーを義務付けているところもあるようです。
特に免許証の更新があってゴールドからブルーに変わった場合には必ず申告しておきましょう。
免許証の有効期限との関係
優良免許証のときに万一事故や違反をしてしまった場合、割引が使えないのかというとそうではありません。
あくまでも現在の免許証の色で判断されますので、「スピード違反をしたけれど更新は3年後」というケースだと、免許証の色が変わる3年後までは割引が使えます。
また、保険会社によっては自動車保険の継続のタイミングでゴールド免許なら、今年一年は適用できるなど保険会社ごとに細かい取り決めがあります。
免許証の色が変更になる場合には事前に申請したうえで担当者へ確認しておきましょう。
また、保険期間の途中でゴールド免許に変わったら、保険会社に連絡をすることで期間の途中からでもゴールド免許割引を適用することができます。
自動車保険のゴールド免許割引は正しく伝えてお得な保険加入をしましょう。