50歳代以上で自動車保険に入るときの注意点をまとめてみました。
自動車に乗る上で絶対に掛けないといけないのが自動車保険です。
たくさんの保険会社から色んなタイプの保険が出ていますし、テレビCMでもよく見かけますよね。
この任意保険の保険料というものは以下の内容で決まります。
- 乗る車の車種
- ドライバーの事故歴
- ドライバーの年齢
事故率が高いスポーツカーなどは保険料が高くなります。
また、無事故を続けると割引等級というものが上がり、割引率も上がり保険料が安くなります。
逆に事故を起こすと等級が下がり、保険料が高くなります。
さらに、事故率の少ない年齢ほど保険料が安くなりますね。
ちょっと前までは40代が1番事故率が少なかったですが、最近では50代が1番事故率が少なくなっています。
50代の自動車保険料が1番安い
このことから、50代の自動車保険が1番安く得となっています。
しかし、この年代になると注意して欲しい点がいくつか出てきます。
子供への等級の引継ぎのタイミング
任意保険の割引率にかかわる「等級」というものは、配偶者や子供に引き継ぐことができます。
若い子供だと任意保険はかなり高額になってきます。
そこで、オトクな掛け方としては、「等級が引き継げる間柄」でもお伝えしているのですが、「親の等級を引き継いで子供の任意保険料を安くする」ことができます。
でも、ここで注意が必要です。
子供に等級を引き継ぐわけですから、自分の等級は低くなり保険料は高くなります。
また、子供が同居している間に引き継がなければなりません。
引き継ぐタイミングとしては、子供が同居している間であり、自分の保険で車両保険を掛けないタイミングが1番良いでしょう。
こうすれば子供に等級が引き継げ、自分の保険料の上がり率も少なく済ませることができます。
60代以降の保険料を考えておくこと
任意保険料は50代で1番下がりますが、それ以降の60代以降は反対に上がりはじめます。
ですので、それまでに自分の任意保険の等級を上げておかなければなりません。
子供への等級の引継ぎへのタイミングの注意点をお伝えしましたが、具体的には、子供が結婚するときが、等級を引き継ぐタイミングに適していると思われます。
そう簡単にベストなタイミングでの引き継ぎが出来ないのが実情ですが、この時期にする人が多いですね。
等級は別の保険会社にも引き継げる
等級は同居する配偶者や子供に引き継げるだけではありません。
別の保険会社に乗り換えたときでも引き継ぐことが可能です。
今は自動車保険を取り扱う会社はたくさんあって、会社ごとに保険料やサービスに差があります。
満期ごとに保険会社の一括見積もりなどをして、保険料の安い保険会社を選んでいくことでも保険料を節約することができます。
50代で自動車を運転しようとしていて、かつ子供が居る方は、このあたりを注意して自動車保険を選び、掛けていくことがポイントとなります。
50代は保険料が一番安いですが、10年以内に60歳を超えて保険料が上がる年代に差し掛かります。
自動車保険のこうった注意点を考慮しながらよりよい掛け方を検討していきましょう。