もし、3台目以上の車を購入したり、既に所有している場合にはミニフリート(ノンフリート多数割引)やセカンドカー割引(複数所有新規)などを活用することで、保険料を安くできる可能性があります。

 

ノンフリートに関しては台数が多いほど割引によるメリットが大きくなります。

3台目以上を新規で購入したらミニフリートがお得

3台目以上の車を所有していることで自動車保険では「ミニフリート」という割引を受けることが可能になります。

 

ミニフリートとは3~5台の車をまとめて契約することにより割引が受けられる制度で「ノンフリート多数割引」と呼ばれるものの1つで、約3~5%ほど安くなります。

 

ちなみにノンフリート多数割引には2台以上のペアフリート、6台以上のプチフリートと3種類あります。

3台目 自動車保険 ミニフリート

ペアフリートは適用される保険会社は限られていますが、ミニフリート・ペアフリートはほとんどの保険会社で適用されます。

 

例えば3台あれば3台に3~5%の割引がかかりますので、いずれも年間保険料が10万円で割引率5%だとすると

 

10万円 ✕ 3台 ✕ 5% = 15,000円

 

15,000円安くなります。

 

1台あたり5,000円ですが、これが毎年となるとけっこう大きな金額になっていきます。

 

これだけではなく、いろいろな割引を積み重ねていくことで自動車保険は安くなっていきます。

ミニフリートが適用される条件

契約者に関する条件では、契約者が本人または配偶者・同居の親族になります。

 

つまり、ノンフリート等級を引継げる間柄であることが条件です。

 

しかし、別居の未婚の子は対象から外れてしまいますので注意しましょう。

 

次に同じ保険会社で1つの証券に契約をまとめることが必要になります。

 

バラバラの保険会社で違った満期日になっていることが多いと思いますので、この割引を適用するにあたって、保険会社を1つにします。

 

次に、1つの証券にするために満期日を合わせます。

 

1月1日、6月1日、10月1日と違った満期日の場合には一番近い満期日に合わせるのが一番良いでしょう。

 

例えば現在が8月なら、10月1日の車の満期の時に他の車の保険も10月1日に変更して、1証券にまとめる作業になります。

 

複数の保険会社で契約している場合には、解約して乗り換える形になります。

 

最初だけは、解約の連絡をするのに少しエネルギーが必要かもしれませんが、あとは満期更新などの手続きが年1回になりますので楽になります。

三台目の車を購入したらセカンドカー割引(複数所有新規)が使えるかも

3台目以上の車を新規で購入する場合には、自動車保険ではノンフリート等級は「6」からはじまります。

 

しかし、あなたもしくは同居の親族の中に11等級の任意保険を持っている人がいれば、新たに購入するものに関しは「セカンドカー割引(複数所有新規)」というものが使えます。

 

これは通常6等級から始まるところを7等級から始められるものです。

【関連記事】

セカンドカー割引とは

 

自動車保険のノンフリート等級制度でもお伝えしているのですが、通常6等級でスタートすると割引率は19%ですが、7等級からはじめるとなると30%割引からスタートできるので11%もお得になります。

 

これは既に11等級以上という実績がある事故率の少ない優良ドライバーに関して、特別に適用されるものです。

 

また、特に面倒な手続きなども必要がなく、保険会社や代理店へ申告するだけなので簡単です。

 

ただし、これは自己申告する必要がありますので、忘れずに伝えるようにしましょう。

 

インターネットの一括見積もりサービスや保険会社の見積もりサイトでも入力する項目になってきていますので、漏れは少ないと思います。

 

3台目以降の自動車保険にはミニフリートやセカンドカー割引ようなメリットもありますので、使えるものは使ってお得に契約をしましょう。