自動車保険の保険料を安くしたいと考えるとき、一番悩むことの一つとして車両保険を「一般」か「車対車+A(エコノミー)」にするか、かなり悩まれるのではないでしょうか?

 

他にもお金がたくさんかかるので、少しでも節約したいというのは私も含めて子育て世代の共通の願いだと思います。

 

車両保険 一般と車対車

私の場合は保険の仕事をはじめてから一般条件で付けていますが、まったく保険に関して無知だった頃は「安いから」という理由だけで「車対車+A」で契約していました。

 

なぜ、一般で付けているかというと自動車保険の内容を知れば知るほど車両保険の必要性が認識できたからです。

 

そのあたりについて、私なりの考え方をお伝えしたいと思います。

 

「一般」と「車対車+A(エコノミー)」との違い

 

自動車保険の車両保険について詳しく知ろう」でもお伝えしていますが、両者の違いは一言で言うと、

「自損事故や当て逃げが補償されるかどうか」 

ということに集約されるともいます。

「一般」は対象となり、「車対車」では対象となりません。

車両保険の他の補償は同じですから、ここを自分の中でどのように処理するかですね。

自分の車の補償の中には他にも「車対車」というものがあり、これは「+A」が付きません。

「+A」は自然災害やいたずらによる被害、盗難などになりますが、ここを外してしまうといざというときの補償ができなくなってしまうので、ここでは「+A」でお話したいと思います。

オススメは一般車両保険

 

自損事故というと、保険会社のパンフレット等では電信柱に激突しているイラストが多く使われていますが、実際にはガードレールや家の門で車体を少し擦ってしまった場合でも一般車両の契約でないと補償してもらえません。

 

また、「車対車」の場合は当て逃げも対象外となってしまいます。

 

当て逃げとは通常は相手がわからない場合になりますが、相手の車のナンバーを覚えていたりして相手が特定できれば対象とすることができます。

 

ただ、とっさの事故の際にそこまで冷静になって相手のナンバーを覚えている人は少ないと思います。

 

あとは、スーパーなどの駐車場に駐車をしていた際に、買い物をして戻ってきたら車が凹んでいたというのも当て逃げ事故の一つの例ですね。

 

この場合も一般条件でないと補償ができません。

 

こういった事故は自分が気をつけていても比較的起こりやすいですし、不可抗力で避けられないこともあります。

 

ですから、車両保険を付けるなら一般条件がオススメです。

 

子育て世代の私の考え方

 

うちは子供がまだ小さく、これからどんどんお金がかかる時期になってきます。

 

子育て世代 車両保険

現状でもできるだけ節約しながら過ごして行きたいと思っています。

 

ここでの節約の考え方が大切です。

 

私の車の場合、高級車ではないので一般条件とエコノミーで試算をしてみると2~3万円ほどの差でした。

 

これは私の割引等級が20等級だとか中古車だとかいろんな要因がありますが、これくらいの差額です。

 

「一般」から「車対車」へ変更すると2~3万円の保険料は節約することができます。

 

これは大きいのですが、うちの場合は車が一台しかないので妻も運転するのです。

 

妻は年間で1回位はどこかで車を擦ってきます。

 

跡がわかるかわからないかなので放置をしていますが、もう少し大きくぶつけたりすると数十万円くらいの修理代になってしまうと思います。

 

当て逃げなどされた場合にはもっと大きな金額になるかもしれません。

 

仮に50万円だったとすると、自分で修理代を支払うのは嫌です。

 

保険を使って修理したいと思います。

 

3万円の保険料を支払って50万円またはそれ以上のリスクヘッジをしたいと考えています。

 

これは決して無駄なお金ではなく、家計にインパクトを与えないために必要な経費だと考えています。

 

特に自動車事故の場合は意外と大きな費用がかかってしまうことがあります。

 

これは損保の営業をやっていた経験から、いろんなケースを見てきているので間違いありません。

 

最近の等級制度は厳しくなってきているので保険を使わない方が有利なケースも多くありますが、大きな修理代なら使うほうがお得ですね。

 

実際に事故が起こった時、自分の家ではその修理代が捻出できるかどうかという観点で考えてみてください。

 

これが子育て世代でお金がかかる私なりの車両保険の考え方です。