山間部に住んでいる方や仕事やレジャーで夜間に山道を走ることが多い場合には鹿やイノシシといった大型の動物と遭遇するケースがあります。
野生動物は道路へ飛び出してくることもあり、よけきれずに衝突してしまうこともあります。
そんな場合は自動車保険の車両保険で一般条件を付けていると補償してもらえます。
動物との衝突は車両保険で対応
私もよく釣りに行くので、夜中に山道をよく運転します。
特に秋にはいたるところに鹿がいて、いつ飛び出してくるかわかない状況なのでヒヤヒヤしてしまいます。
実際に車と衝突する鹿やイノシシもいるので、道に倒れているのも何度も見かけました。
こういった場合、は一般車両保険で補償対象とすることができます。
私はこれを付けています。
大型の動物と衝突した場合には、バンパーやボンネットなどがかなり凹みます。
30万円、50万円といった修理金額もよく聞きますね。
心配な人は車両保険を「一般」で付けておきましょう。
通常はエコノミータイプでは補償ができませんが、鹿などがジャンプしていた時に衝突すれば飛来物にあたるので、「車対車 +A」で対応することも可能です。
ただし、動物がジャンプしてぶつかることは非常に稀です。
もし「車対車+A」で対応する場合は状況的に立証が難しいケースもあります。
やはり一般で付けておいた方が安心です。
本当に、自分が思っているよりも衝突の衝撃は大きいですよ。
全損扱いになってしまったら・・・
仮に50万円の修理代が掛かってしまったとします。
現在の車両の価格が30万円だった場合はどうなるのでしょうか?
答えは30万円を限度に支払われて全損扱いになります。
全損なので保険金を受け取ってしまうと、所有権は保険会社へ移ってしまうので車は引き取られてしまいます。
これは動物との事故だけではなくて自動車保険全般の決まりです。
もし、どうしてもこちらで引き取りたいということであれば、保険会社と交渉することになりますが、たいていは保険会社からこちらが買い取る話になります。
そうすると、車価がほとんどない車にお金を出して引取って、その後の維持費を支払っていくことになるので、まありおすすめできません。
であれば、車両保険は修理するしないに関わらずお金を受け取ることができるので、30万円を受け取って次の車を購入した方が、長い目で見て有効かもしれませんね。
余談にはなりましたが、動物との衝突事故が心配なら自動車保険を一般車両保険で津kておきましょう。