車の任意保険は基本的に1年毎の更新契約です。
初めての自動車保険の契約をした場合などは、1年後に忘れずに更新できるかということが気になるところですね。
任意保険更新手続きの流れ
現在は保険業法の改正などにより契約者保護の観点から、保険会社または代理店から満期の数カ月前には必ず更新の案内が届きます。
代理店販売型の場合にはおそらく両方から届くと思います。
- 保険会社または代理店から更新の案内(見積もり)が届く
- 保険会社または代理店から連絡が入る
- 更新の場合は書類を返送するか電話で継続の意思を伝える
- 振り込みの場合にはお金をコンビニや銀行から振り込む
- 次年度の保険証券が送られてくる
大きくはこのような流れになっています。
更新の案内が届く
必ず書面で更新の案内が届きます。
ネット通販の場合にはメールで届くこともあります。
書面をよく確認し、補償内容や保険料に変更がないかなどを確認ましょう。
保険会社または代理店から連絡が入る
代理店などから電話が入ります。
もし、そのまま更新で良ければその意志を伝えて、電話でも更新できます。
必要があれば書類などを返送します。
また、ネットの場合だと自分でウェブ上から更新手続きをします。
このとき、もし見直しを検討している場合には補償内容の変更などを伝えます。
また、他社への乗り換えを検討している場合には返事を待ってもらうようにします。
保険料の支払いをする
最近は口座振替やクレジットカード決済でのキャッシュレス契約が主流になってきています。
口座振替の場合は翌月などに自動で口座から引き落とされます。
また、振り込みの場合には期日までにコンビニや銀行から振り込みます。
振込の着金が確認できれば手続き完了です。
保険証券が送られてくる
すべての手続が完了すると、早ければ1週間位で保険証券が送られてきます。
間違いないとは思いますが、念のため補償内容と保険料に間違いがないかを確認しましょう。
万一更新を忘れていたら・・・
最近ではないですが、長期の旅行などで更新手続きを忘れていたら「自動更新特約」というものが付いていることがあります。
もし、この特約が付いていたとしたら自動的に保険が継続されます。
30日以内に保険料を振り込めば保険はこれまでどおり継続できます。
更新を忘れてしまうと等級の継承ができませんし、切れている間に事故に遭ってしまうと大変なことになりかねません。
万一のために、自動継続特約が付いている保険会社を選ぶこともポイントの1つです。
見直しの際は早めに見積もりを取りましょう
満期で保険を見直しをしようと思うことは良くありますが、その場合にはできるだけ早い段階で他社の見積もりを取りましょう。
ギリギリになって焦って選ぶと、必要な補償が漏れていたり、うっかりミスが起こりかねません。
また、更新するのかしないのかの返事をずっと待ってくれている保険会社や代理店にも早めに意思を伝えて上げたほうが、あとの手続きがスムーズです。
自動更新特約の新設や保険会社や代理店の努力などにより、以前より更新手続き漏れはかなり減ったと思いますが、いろいろな条件が重なったり、連絡の行き違いなどで起こりえます。
自分でもしっかりと更新の流れを把握して、わからない点などあれば確認しましょう。