自動車保険の自動ブレーキ割引 気になるホンダセンシングは対象なのか?
いまや自動ブレーキをはじめ、安全運転のための運転支援システムが当たり前になってきていますよね。
自動車メーカー各社も数年前から自動ブレーキの開発をし、搭載車をどんどん増やしてきています。
その中でも「ホンダセンシング」というホンダの先進安全運転支援システムは自動車保険の割引対象になるのでしょうか?
ホンダセンシングとは?
ホンダセンシングの基本構成は、ミリ波レーダーと単眼カメラという特性がそれぞれ異なるセンサーとコントロールユニットで構成されている、先進安全運転支援システムです。
自動ブレーキだけではなく、多くの安全運転支援をしてくれます。
- 衝突軽減ブレーキ(CMBS)
- 誤発進抑制機能
- 先行車発進お知らせ機能
- 標識認識機能
- 車線維持支援システム(LKAS)
- アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)
- 路外逸脱抑制機能
- 歩行者事故低減ステアリング
ホンダセンシング搭載車をご紹介
ホンダセンシングはホンダ車全てに搭載されている訳ではありません。
車種名をご紹介しておきます。
- レジェンド
- アコード
- オデッセイ
- ヴェゼル
- ジェイド
- ステップワゴン
- フリード
※ジェイドとステップワゴンでは、歩行者事故低減ステアリングのみ非搭載となっています。
ホンダセンシングの自動ブレーキ性能
独立行政法人「自動車事故対策機構」が実施している予防安全性能アセスメントで、ホンダセンシングの自動ブレーキはどのように評価されているのでしょうか?
ここでは自動ブレーキだけではなく安全支援システム全体で評価をしております。
ちなみにホンダ車の中で1番性能が良かった車種は「フリード」でした。
評価は2016ASV++で、71ポイント満点中58.4ポイントでした。
自動ブレーキだけを見てもかなりの高得点となっています。
自動ブレーキの自動車保険割引率は?
自動車保険の自動ブレーキ割引率はなんと9%です。
これが大きい数字なのか小さい数字なのかですが、正直小さいと感じます。
なぜなら、自動ブレーキの恩恵で衝突事故は大幅に減少しています。
ちなみに自動ブレーキのおかげで、追突事故で80%減少、全体の事故では60%減少しているといわれています。
そう考えるともっと割引率があっても保険会社も損はしないと思います。
この割引率の要因の一つに自動車メーカー各社の自動ブレーキの性能には、大きな性能差があるためとも言われています。
ホンダセンシングは自動車保険の割引対象になります!
ホンダセンシングは自動ブレーキの自動車保険料割引の対象になります。
ただし、2018年1月からの適用です。
先ほどご紹介したようにホンダセンシングには衝突軽減ブレーキ(CMBS)という自動ブレーキの安全運転支援があるためです。
2017年5月現在では先ほどご紹介したホンダ車が対象となります。
自動ブレーキ割引が適用される来年2018年には車種がもっと増えているかも知れませんね。
人気のフィットやN-Boxなどの軽自動車にも早く自動ブレーキを採用して欲しいと思います。