自動車保険に再加入するためには、状況によっていろいろな場合が想定されます。
もう一度入りたい場合の手順についてお伝えしたいと思います。
自動車保険に再加入する方法
再加入といっても、幾つかの状況が考えられます。
これらそれぞれによって手続きや手順がかわります。
保険が切れてから7日以内
満期の更新忘れなどで満期は過ぎてしまったけれど、1週間以内という場合はノンフリート等級を引き継ぐことができます。
既に満期から3日経過している場合には残り4日しかないので、早急に手続きが必要です。
一番手っ取り早いのは、加入していた保険会社へ連絡して見積もりをしてもらって手続きをすることです。
既にデーターもあるのでスムーズに進めることができます。
保険が切れてから8日以上経つ場合
この場合は、等級を引き継ぐことはできません。
たとえ20等級であったとしても、猶予期間である7日間を過ぎてしまうと新規加入としての扱いになりますので、6等級からもう一度スタートです。
デメリット等級だった場合
ノンフリート等級が1~5等級のいわゆる「デメリット等級」だった場合、13ヶ月まではその等級を引き継がないといけません。
もし、保険が切れることによってデメリット等級がリセットされるのであれば、満期で保険を止めてまた入ればいいという発想になって、等級制度自体が成り行かなくなるからです。
ですから、保険が切れてから13ヶ月未満だったら元々のデメリット等級で始めないといけません。
反対に、13ヶ月以上経過していれば新規でから始められるので6等級になります。
こういった状況の場合は再加入の際に保険会社や代理店の担当者に必ず伝えることが必要です。
ちなみに、こういったことを隠して加入する「デメ逃れ」と呼ばれるものは、保険会社を変えたとしても必ず発覚して、等級訂正をした上で追加保険料も支払わないといけませんので、正直に話しておきましょう。
中断証明書がある
廃車や売却で車を手放した際に、ノンフリート等級を据え置くことができる「中断証明書」がある場合には、その等級を引き継ぐことができます。
自動車保険に再加入する際には、その書類の原本が必要となります。
見積もりだけであれば、等級がわかれば大丈夫なのですが、加入の際には提出するようにしましょう。
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全契約が関係する場合としない場合
以上で、再加入するケースをお伝えしました。
デメリット等級を引き継ぐ場合や中断証明書がある場合には、等級を引き継ぐことになります。
しかし、それら以外だと等級を引き継ぐことができないので新規契約になります。
保険が必要となるまでの日数にもよりますが、どうせ新規で加入するのであれば安いところで加入する方が良いという人も多いはずです。
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また、見積もりをした場合でも加入するしないは自由に選べるので気軽に利用できます。
あまり日数に余裕がなくて、すぐに加入しないと行けないような場合には保険ショップがおすすめです。
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車保険以外の相談ができるのも魅力の1つですね。
自動車保険の再加入には担当者に事情を説明して正しい入り方をするのが良いかもしれませんね。