個人の自動車保険では、運転者の年齢条件を設定して契約する人がかなり多いと思います。
- 全年齢
- 21歳以上
- 26歳以上
- 30歳以上
主にこの条件設定が多いのではないでしょうか?
27歳の人が一番年下の運転者の場合だと、26歳以上の年齢条件を設定すると思います。
22歳の人だと21歳以上に設定しますよね。
自動車保険の契約期間中でも年齢条件を変更できる
例えば、自動車保険の更新時期に満29歳だった人が半年後に誕生日を迎えた場合、保険期間の途中でも運転者の年齢条件を30歳以上に変更することができます。
これは意外と知られていませんが、知らないと損をしてしまいます。
年齢条件を変更できる = 保険料が安くなる
ということです。
つまり、半年分は26歳以上の保険料から30歳以上の保険料に変更になるので、その差額が戻ってきます。
仮の単純な試算ですが、26歳以上の年間保険料が10万円だったとします。
30歳以上の年間保険料が8万円だった場合、差額は2万円。
半年後に年齢条件を30歳以上に変更したので、約1万円程の差額が発生するので、この分のお金が戻ってきます。
もちろん、これは単純な試算なので半年後に変更したから差額の半分そのままが戻ってくるわけではないのですが、理屈としてはこのような感じです。
年齢条件変更は自己申告を
自動車保険でこの手続をしないといけないという規定はないので、あくまでも自己申告ベースになってしまいます。
自分から保険会社や保険代理店へ連絡をして
「30歳になりましたので、年齢条件を変更できますか?」
と問い合わせてみることが必要となります。
たいていやってくれるはずです。
注意しないといけないことは、自分は30歳になったけれど、例えば同じ車を運転する奥さんがまだ30歳未満だったケースなどです。
この場合は一番年齢の低い人に合わせておくことが必要なので、奥さんが30歳になるまで年齢条件は26歳以上にしておきます。
車に乗る人の中で一番年下の人に合わせて契約をするようにしておきましょう。
基本的に自己申告になるのですが、親切な保険代理店などでは最若年の運転者情報を把握してくれていて、一番若い人の年齢が年齢条件が上がる段階で案内をしてくれます。
ここまでやってくれる代理店は「さすが!」という感じでかなり信頼することができますよね。
自動車保険の年齢条件を保険期間中に変更することは知っておくとお得ですので、頭の隅に置いてくださいね。