自動車保険にも食品のように大まかに分けて「国産(国内資本)」「外国産(外資系)」の2つが存在しています。
自動車保険は人それぞれぴったりな保険が異なります。
一概に「国産だから安心」「外資系だから危ない」とは言えません。
ただ外資系の自動車保険は国産に比べると、日本国内の事故や自然災害などの補償に関してはやや手薄であり、保険に関する知識を求められるものが少なくありません。
自動車保険 外資系の気になる3つのデメリット
- 自然災害への対応が若干弱い
- オーダメイド型が多く保険の知識がある程度求められる
- 自動車保険のクレーム・相談に対する反応に不安
2018年現在、日本で展開する外資系の自動車保険は以下のようなものがあります。
▼外資系の自動車保険
- チューリッヒ
- アクサダイレクト
- SBI損保
それでは、それぞれの外資系自動車保険会社ならではのデメリットについて言及して行きたいと思います。
デメリット①自然災害への対応
昨今の日本では自然災害によるリスクも十分に加味する必要が増えて来ました。
国内の自動車保険会社は、日本国内の災害に対するデータやノウハウも豊富であり、それ故、自然災害にも手厚い補償を行う会社も少なくありません。
しかし、外資系は「日本国内の自然災害に対するノウハウ」が不足しており、国内の自動車保険と比べると若干見劣りする部分が散見されます。
ただ最近では自然災害への対応に関しても、国内の自動車保険と差がなくなって来ており、そこまで気にする必要はないかも?
デメリット②保険の知識がある程度求められる
外資系は通販型の自動車保険の先駆けであり、金額が安く、自分にあった自動車保険に保険内容をカスタマイズしやすいという利点があります。
しかし、これは裏を返せば「自分で特約や補償を選ばなければならない」ということでもあります。
自動車保険に関する知識が豊富な方であれば「これはいる」「これはいらない」と自分で自動車保険をカスタマイズすることが出来ますが、一般の方で、それはなかなか難しい……。
「自動車保険に関するこだわりは得にない!」という方は、むしろ金額の安さだけで外資系を選ぶという手もアリ。
デメリット③クレーム・相談への対応
外資系と比べると国内の自動車保険は、クレーム対応や顧客からの相談に対し、力を注いでおり、利用者が話しやすいという気がつかれにくいメリットがあります。
外資系は、その点クレームや相談に対する対応がやや遅く感じられることがあるかも知れません。
(ロードサービスは国内の自動車保険とほぼ同じ)
そもそも外資系は通販型が多いこともあって「担当者としっかり話し合う」というのが難しいスタイルの自動車保険であることも、対応の遅さを招く一因となっているのでしょう。
外資系自動車保険はデメリットを上回るメリットも豊富!
外資系自動車保険は、国内の自動車保険に比べて“安い”という大きなメリットがあります。
また今回列挙したデメリットに関してもサービス開始当初に比べると改善され続けており、国内の自動車保険との差は少なくなっています。
だから、「外資系だから……」と保険選びの選択肢から外してしまうのはもったいない!
とりあえず「どの保険にしようか迷っている」という方は、自動車保険の一括見積もりを利用して、外資系も含め自分にぴったりの保険を見つけてくださいね♪