自動車保険の割引制度は使えるものがあれば使わないと損です。
「自動車保険の特約とはどんなものがあるのか?」でもお伝えしていますが、かなり多くのものが各保険会社から出されていますので、自分に合ったものが幾つかはあると思います。
自動車保険期間中に割引が適用できるようになるケース
中には契約時にはその割引が適用できないこともありますが、期間の途中でその割引に該当するケースがあります。
- ゴールド免許
- ノンフリート多数
- 使用目的
などの割引です。
ゴールド免許
特に多いのが、期間中に取得したゴールド免許です。
免許証の更新があって免許の色が変わった場合には保険会社に申告をして、割引をしてもらいましょう。
もちろん、既に経過した期間については安くなりませんが、未経過期間に関しては安くしてもらうことが可能です。
年払いの場合なら保険料を返してもらうことができます。
ノンフリート多数
今までは車を2台持っていて、さらに車をもう一台購入した場合、プチフリート(3台以上のノンフリート多数割引)にすることにより保険料が安くなります。
また、新しく車を購入しなくても既に2台以上、3台以上など車を持っている場合には保険も1つの証券にまとめることで保険料を安くすることができます。
この場合は、バラバラの保険期間を1つにまとめることになるので少々手間がかかりますが、保険会社や代理店の方でやってもらえるので問い合わせてみましょう。
その場合は、どれかの車の満期に合わせて行うのがいいと思います。
使用目的
車を通勤に使っていたけれど、転職をしたので土日しか使わなくなったというのであれば、使用目的を通勤通学からレジャー変更することによって保険料を安くできます。
年払いの場合には未経過期間の保険料を戻してもらうことができますのでお得ですね。
変更があった場合には必ず担当者へ連絡を
安くなる場合に限らず、高くなるかもしれないケースでも何か変更があった場合には保険会社への連絡が必須です。
これは「通知義務」といって、これを怠ったことで不利益を被ったとしても文句は言えません。
自動車保険の約款や重要事項説明にもしっかりと書かれています。
保険料が安くなったらラッキーですし、仮に高くなったとしても補償対象から外れたままで事故を起こすよりはよっぽどましです。
万一の事故のために入っている自動車保険です。割引に限らずしっかりと報告する義務があることを認識しておきましょう。