自動車保険のシュミレーションが簡単にできるとなると、便利な機能です。
しかしながら、任意保険の場合は簡単であるからこそのメリットと、逆に落とし穴があります。
自動車保険シュミレーション試算サイトのメリット
シュミレーションで試算することのメリットとしては
- 保険料の相場と値頃感がつかめる
- どんな補償や特約があるのかがわかる
といったところです。
試算はこちらから↓
保険料の相場と値ごろ感がつかめる
やはり、既に加入している任意保険の保険料が相場と比べるとどれくらいなのかを知っておくことは非常に重要です。
もし、他社に比べて高いとすると、理由があって高いのか、ただ単純に高いだけなのかを考えるきっかけにもなりますね。
まずは相場を知るのに良いと思います。
どんな補償や特約があるかがわかる
シュミレーションはあくまでも概算の計算になるのですが、そこには当然ながら補償や特約がセットされてきます。
自分の保険と比べてシンプルであったり、逆に自分の補償が薄いなどの比較対象とすることができます。
実際に加入しているものは何となく加入しているけれど、あらためて見積もりなどを見ることによって「この補償はなんだろう?」という疑問が出てきます。
その時に自分で内容を調べることになると思います。
そして、この補償は必要だな、この特約は不要だなど判断することも可能になってきます。
自動車保険シュミレーションの落とし穴とは?
例えば、インターネットであっても生命保険は年齢と性別がわかればすぐに試算することができます。
また、火災保険でも建物価格と延床面積、物件の所在地などを伝えることでシュミレーション試算することが可能です。
しかし、自動車保険の場合は勝手が違います。
- 車の型式・ナンバー・初度登録などの情報
- 運転者の年齢や範囲
- 任意保険の現在の加入内容・満期日
上記でまとめてしまうと簡単になってしまいますが、かなりの情報量を入力する必要があります。
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シュミレーションに必要な「車」の情報
まずは車の情報を入力しないといけません。
その車の初度登録の年月が間違っていると保険料が異なることがあります。
また、車台番号と呼ばれる車一台ごとに割り振られている番号があるのですが、それが一文字でも間違えていると対応してもらえません。
事故をした車は「契約している車両ではない」ということです。
もちろん最終的には契約内容を変更した上で対応してもらうことになりますが、時間がかかってしまうので注意が必要です。
登録番号(ナンバー)も同様に間違えるわけにいきません。
記名被保険者(運転者)の範囲
一部の車両を除いて、運転者の年齢条件を設定することができます。
また、家族や本人・夫婦などの限定条件を付けることで保険料を安くすることができます。
自動車保険のシュミレーションの際に間違えてしまうと、保険料は大きく変わってしまいます。
また、運転者に25歳の人がいるにもかかわらず26歳以上で入力しては25歳の人は補償から外れてしまいます。
任意保険の加入内容や満期日など
現在の情報をしっかりと入力する必要もありますね。
シュミレーション試算を専門サイトでするにしても、現在契約しているものと補償を合わせておかないと、しっかりとした比較はできませんし、そのまま契約してしまって、いざというときに補償が抜けていたということにもなりかねません。
必要な補償は漏れ無く付けて置いた上での試算が必要です。
また、満期日などの情報も大切で、他社へ切り替えるにしても満期日と始期日がズレていると修正をしないといけませんので、大変な手間が掛かってしまいます。
試算シュミレーションをしてもらう際には車検証は不要です。
しかし、しっかりとした情報は車検証を見るのが一番正しいです。
次に信頼できるのは自動車保険の保険証券ですね。
ここには、任意保険の見積もりシュミレーションをするのに必須の情報が記載されているので
ここの情報をみるのも1つの方法ですね。
概算を知るのは良いが、契約時にはしっかりとした情報を
まとめてみると、保険料相場などをざっくりと知るには良いけれど、契約する時には再度、詳細情報を入力しなおして加入するという流れが必要です。
最近ではダイレクト通販型などは、見積もりをすればそのまま申し込みの画面へ進むことができます。
しかし、いい加減な情報を入力したまま「この内容と保険料でいいや」という安易な契約をしてしまわないように、もう一度クルマの情報などを確認する必要があります。
ここは本当に重要な事で、せっかく保険に加入していても、いざという時に
「情報が間違っているので補償できません」
と言われたら大変なことになってしまいます。
修理も示談も全部自分でやるって考えられないですよね。
試算はこちらから↓
現在は自動車保険に限らず、いろいろな試算シュミレーションができるようになってきましたが、概算と契約は違うことを認識した上で上手に活用したいものです。