車を運転中に道路の端に寄りすぎて、側溝に落輪してしまったり、雪道でスリップして動けなくなってしまったという経験はありませんか?

 

そんなとき、自動車保険のロードサービスなら無料で引き上げてくれます。

 

これも他のサービスと同様に、各社内容が異なりますので、気になる方は比較してみましょう。

 

落輪・脱輪のロードサービス概要

 

このサービスが適用される状況としては

落輪・脱輪 ロードサービス

  • 道路の側溝に落輪
  • 縁石に乗り上げて動けない
  • 雪道・砂浜等でタイヤが空転して動けない
  • 山道で路肩に脱輪して動けない

などが挙げられます。

 

要するに、どこかにタイヤが落ちるか乗り上げるかした場合に助けてもらえるということですね。

 

細い道で対向する際に落ちてしまったり、左折時に縁石に乗りあげたりと状況は様々です。

 

落輪・脱輪ではどのように助けてもらえる?

 

これはタイヤをけん引して引き上げたり、引き下ろしたりしてもらえるます。

 

特に車に損傷がなければ、引き上げてもらえるだけでそのまま自走して帰れますし、非常に助かるサービスです。

 

また、雪道では轍が凍ってしまい、スリップして動けなくなることもありますから、こういうケースではちょっと引っ張ってもらえば大丈夫ですよね。

 

自動車保険のロードサービスなのでもちろん無料でやってもらえます。

 

参考までにソニー損保で実際に落輪した引き上げの状況が掲載されていました。

ソニー損保

 

このロードサービスの注意点

 

そして、このサービスでは基本的に1輪(タイヤ一本)のみを引き上げるものなので、2輪落ちた場合、2輪目は有料になったりまします。

 

他にも

  • ウインチやクレーンを使用した場合
  • 落輪の差が1メートル以上だったとき
  • 部品などの費用が発生した場合

などは基本的に有料となってしまう保険会社が多いようですので気をつけておきましょう。

 

他にも保険会社によっては引き上げは無料だけど、引き下げは有料というところもあります。

 

逆にチューリッヒの自動車保険は落輪の引き上げ本数にかかわらず無料です。

 

これは結構破格のサービス内容だと思いますよ。

 

JAFを呼んだ場合の料金

 

仮にJAFを呼んだケースだと、会員ならもちろん無料で作業をしてくれます。

 

非会員の場合は、昼間に一輪だけの引き上げでも11950円の料金が掛かります。

 

レッカー車などを手配するので結構な料金になってしまいますよね。

 

ちなみに、落輪(落込含む)の平成26年度のJAFの年間出動件数を見てみても、出動理由の4位で年間178,794件となっていて、かなり多い件数となっています。

 

見かけ上は同じサービスに見えても、内容は大きく違う可能性がありますので、ロードサービスを含めて一括見積りなどで比較してみましょう。