自動車保険に入っていて万一事故を起こしてしまった場合、通常は電話や郵送でのやりとりになります。
今はインターネットをはじめ、電話、FAXなど通信手段が充実しているので、必要な資料を取り寄せるだけで事故の対応ができるようになってきています。
また、現場や損害物の確認に行くのは保険会社の事故担当者ではなく、鑑定人と呼ばれる外部で委託された人たちになります。
ですから、事故の処理や示談交渉でも訪問する必要はなく進めることはできます。
事故担当者が訪問するのは、よほど揉めたときだけです。
なぜ、訪問サービスが良いのか?
契約者や被害者への訪問サービスを始める保険会社が少しずつですが出てきました。
今後はもっと増えていくでしょう。
このサービスがあるメリットとしては
- 事故の相手の印象が良くなる
- 事故の流れを正確に把握することができてストレスが少ない
- 書類の書き方がわかないときも訪問して教えてもらえる
- 診断書などの郵送が難しい場合には取りに来てもらえる
などがあります。
相手への印象が良くなる
通常の保険会社の対応は電話と郵送などの通信手段を使ったやり取りがほとんどになります。
わざわざ足を運んで状況や交渉の流れを顔を見ながら説明してもらえると、相手も落ち着く可能性が多いと思います。
結果的に示談交渉がスムーズに運ぶことになります。
契約者も事故対応の流れを説明してもらえるので安心
契約者の方としても、保険会社の担当者が訪問してくれると安心できます。
代理店型販売型の自動車保険の場合には代理店が訪問してくれるケースもあるのですが、通販型は通常は誰も訪問してくれません。
アクサダイレクトなどは通販型でありながらこのサービスを取り入れているので、画期的と言えますね。
書類の書き方がわからない場合にも訪問で説明してくれる
ほとんどの人は事故の書類を書き慣れていませんよね。
書き方がわからず困ってしまうこともあります。
保険会社へ電話をしたとしても素っ気なく対応されて嫌な気分になってしまうこともあります。
それを来て説明してもらえるとわかりやすいですよね。
診断書など郵送が難しい書類を取りに来てもらえる
診断書は郵送できるとは思いますが、万一そういった書類の郵送が困難な場合には自宅まで取りにきてもらうことができます。
訪問サービスも増えてきています
先に挙げたアクサダイレクト以外にも富士火災なども類似のサービスを始めています。
こういったことは他社も追随してくる可能性が高いです。
そうなると、業界全体の対応が良くなってくるので、契約者にとってはいいことですよね。
でも、人件費がかかってしまうので保険料が高くなるかどうかは心配なところです。
そういった比較するための情報は一括見積もりなどを利用するとわかりやすいと思います。
以上が、訪問サービスのある自動車保険でした。