自動車保険は車種や乗る人の条件などによって、保険料が大きく変わるケースがあります。
現在加入している保険会社から他社へ乗り換えることによって保険料や補償内容などのメリットがありますが、逆にデメリットがあるのかということをお話したいと思います。
自動車保険を他社へ乗り換える場合のデメリット
実は乗り換える際のデメリットというのはほとんどないというのが結論です。
しかし、それではすぐにお話が終わってしまいますし、人それぞれの感じ方の問題もありますので、敢えて言うのならということでお話します。
- 補償内容が全く同じかわかりにくい
- 事故対応が不安
- 手続き歩法が異なる
こういったことは必ずしもデメリットとは言い切れませんが、ここに挙げた理由をお伝えします。
補償が同じかわかりにくい
補償内容が細かいところまで同じかどうかという点があります。
例えば「対物超過修理費用」でも、修理をしないと支払われないのか、それとも修理をしなくても支払われるのかということです。
【参考記事】
これは保険会社によって違いますし、それは約款を読まないとわかりませんよね。
そもそも、事故を経験してそこに注目しないとわからないことです。
ただ、乗り換えを躊躇している人の中には「サービスが落ちるのが不安」というケースは多いと思います。
事故対応が不安
一番はここかもしれません。
現在加入している保険会社ではこのように対応してくれたのに、乗り換えたところでは対応してくれなかったという場合ですね。
先にもお話しましたが、サービスが落ちることが一番不安なんですね。
しかし、経験してみないとわからないということも言えます。
手続き方法が変わる
車両入れ替えやその他の変更処理が発生した際に、ひょっとすると手間がかかったりするかもしれません。
また、これまではキャッシュレスで手続きできていた変更の手続きに、新しい自動車保険では現金が必要になるかもしれませんね。
ただ、保険期間中のこういった手続きは発生するかどうかわかりません。
すべて経験しないと判断できない
結局のところは、契約もしていないのに不安になっても仕方ないなというのが結論です。
現在加入の自動車保険と、乗り換えようかと迷っている保険会社とを見かけ上の補償内容と保険料で比較することはできません。
こういったことは事故が起こって実際に対応してもらってはじめて、良かった悪かったという判断ができます。
さらに、これまで事故で保険を使ったことがなければ、良い悪いの判断もできませんよね。
言い方を変えると、自動車保険を乗り換えるデメリットは加入したあとで判断する形になってしまいます。
車の任意保険は長期契約をしなければ、基本的に1年契約です。
一年だけ他社に乗り換えてみて、気に入らない部分がればまた戻ればいいという気楽な考え方も1つありですね。
一括見積もりをして、届いた見積もりやパンフレット以外に、約款の細かい部分までチェックしている人はほとんどいませんよね。
ですから、わからないことも多いです。
わからないものに漠然と不安を抱えているのであれば乗り換えてみてはいかがでしょうか?
デメリットよりもメリットの方が多いかもしれません。