18歳から20歳で車を購入した場合の自動車保険の加入についてご説明したいと思います。

 

日本では満18歳を超えると、第一種普通免許を取ることができます。

 

18歳を超えて運転免許を取得してはじめて車を手に入れたときは嬉しいものです。

 

親から譲り受けたり、安い中古車を購入する方が多いとは思いますが、いきなり新車を購入する方もいらっしゃいます。

 

ここでは、一般的な加入方法と注意点をご紹介したいと思います。

 

18歳から20歳までで自動車保険入る手順

 

18歳から20歳というと、自動車保険では「全年令」という年齢条件にあたります。

 

すなわち、年令に関係なく運転できるという自動車保険でないと補償されないということです。

 

自動車保険 18歳

これが21歳以上になると、「年齢条件21歳以上限定」というのに該当しますので、ここで保険料はかなり安くなります。

 

ちなみに、なぜ若い方は保険料が高いかというと、事故の確率が高いからです。

 

免許を取り立てで経験が浅いことと、若いのでスピードを出したいという心理的な面からでもこのような設定になっています。

 

保険会社か代理店へ自動車保険への加入の意思を伝える

 

まずは加入したいということを保険会社へ伝えることです。

 

  • 親が加入している保険代理店にお願いする
  • 車を買ったお店で加入する
  • インターネットの一括見積もりを利用する

 

まずは、自分の親がが加入している保険屋さんがいれば、そこで見積もりしてもらうのがいいと思います。

 

懇意にしているということで、詳しく説明してくれますし、あとでご説明するセカンドカー割引や等級の引き継ぎについても有利な方法を考慮してもらえるかもしれません。

 

複数の保険会社を取り扱っているようであれば、比較して安い保険会社を教えてもらうこともできます。

 

次におすすめなのは、車を購入した車屋さんで加入する方法です。

 

自動車を販売しているお店はかなりの確率で保険代理店をしているのでそこから加入する方法もあります。

 

メリットとしては、車検証などの車の情報を既に知っていてくれるので、見積もりを任せることができます。

 

また、事故の時もその車屋さんで修理すれば保険会社とのやり取りもやってもらえたりするので、手続きが楽です。

 

最後に、インターネットで一括見積もりをする方法です。

 

特に加入をする先がなかった場合には、ここで安い保険会社を探すことができます。

 

保険会社によって保険料にはかなりの差がありますので、良い所を見つけてみましょう。

 

 

見積もりの内容を説明してもらい、内容を決める

 

保険代理店や車屋さんで加入する場合にはしっかりと説明を聞きましょう。

 

はじめて加入ということで保険の内容もわからないことだらけかも知れませんし、わからないことは放っておかないで納得行くまで聞くことが大切です。

 

一括見積の場合は、安い保険会社をピックアップして保険会社へ電話して直接内容を説明してもらいましょう。

 

自分の車を修理するための補償の「車両保険」などは、古い車の場合は必要がないかもしれませんね。

 

逆に、事故をした場合の相手への補償は手厚くしておいたほうが良いでしょう。

 

保険料の払込を月払いか年払いかを選ぶ

 

私は若い頃から保険の仕事を始めるまでは「月払い」というものがあることを知りませんでした。

 

ですから毎年3月になると支払わないといけない10万円以上もする自動車保険の保険料がかなり負担でした。

 

自動車保険 20歳

「毎月の分割にできないのかなあ」と思いながらも効きづらくて聞けませんでした。

 

若い間は保険料も高いと思いますので毎月の分割払いにしてもいいでしょう。

 

その代わり、年払いに比べると若干トータルの保険料は高くなります。

 

親の割引等級を引き継げないかを確認する

 

ノンフリート等級とは」で詳しくご説明していますが、自動車保険には割引等級というものがあります。

 

最初は6等級から始まりまり、事故がなければ毎年1つずつ上がっていき、20等級が上限になります。

 

これを「全年令」で最初の6等級からはじめるとなると車両保険なしでも20万円前後になってしまいます。

 

そこで、同居の親族の等級を引き継げないかを検討します。

 

【関連記事】

ノンフリート等級を引き継げる人は誰か

新規で自動車保険を掛ける3つのポイント

 

仮に親の等級が20等級でそれを引き継げるとなると保険料はぐっと安くなります。

 

また、同居の親族の割引等級が11等級以上だった場合では「セカンドカー割引」と言って、7等級から始めることができます。

 

この辺りは「新規で自動車保険を掛ける3つのポイント」で詳しくご説明しています。

 

契約する

 

最後に契約です。

 

内容をしっかりと確認した上で契約しましょう。

 

インターネットの場合は見積もりした保険会社の「マイページ」などから申し込み画面へ行けますので、順番に入力していきましょう。

 

車台番号など間違えると補償されないケースもありえるので注意したいものです。

 

その他、はじめての自動車保険の注意点

 

以上が契約までの簡単な流れになります。

 

自動車保険は最近ではわかりやすくなってきていますが、やはり難しい内容が多いと思います。

 

特に運転の経験が浅い間は代理店や車屋さん経由で加入する方がよいかもしれません。

 

ちなみに私がはじめて車を所有したのは父親の車を譲り受けたので、父が懇意にしているディーラーから加入しました。

 

その際、父親の割引等級17等級を引き継ぐことができたので、他の同級生に比べると半額ぐらいで保険に加入できました。

 

やはり保険料ではダイレクト通販より高くなってしまいますが、それでも人を通して入ることをお勧めします。

 

以上が、18歳から20歳までではじめての自動車保険の入り方です。