車両保険に入るのって、損? それとも得?

自動車保険に加入する際に、車の車体がなんらかの原因で”破損”した際に、車両保険に入っていれば、保険適用されるので無料で車が破損した部分を修理出来る場合があります。

 

しかし、車の修理が保険適用されて無料だったののにも関わらず、車両保険を利用すると「等級」が下がってしまうことも!

 

月々支払う保険料は、等級の値によって決まりますが、まだ新米ドライバーで等級が低い場合は、車両保険を利用すると、等級が上がってしまい結果的に、トータルの保険料が高づいてしまう場合も……。

 

せっかく車両保険を使って修理費用が浮いたと思ったら、等級が上がって、結局損をした、そんな話、結構よくあります。

 

それでは、上記の内容を踏まえつつ、車両保険に加入するのはもったいないのか?損か得かを考えてみたいと思います!

車両保険は等級が低い人ほど損かも?

新米ドライバーであり、等級が低い場合は、保険を使って支払うと掛け金が上がってしまいます。

 

車の損傷が大きく、修理費用にかなりのお金がかかるのなら、車両保険を利用した方が良いですが、そうでない場合は車両保険を利用しない方が安上がりなので、新米ドライバーであり、車にほとんど乗らない人は、車両保険に入るのはもったいない側面があるのは事実です。

 

しかし、逆にベテランドライバーであり、等級が20に近い人の場合は、車両保険に入った方が良いこともあります。

 

保険会社の規定にもよりますが、等級が18以上の場合、ソレ以降の掛け金は同じ場合があります。

 
これは裏を返せば車両保険を利用して、車を修理しても保険金が変わらないという意味です。

 

つまり、等級が高い人の場合は、車両保険を使っても使わなくっても、掛け金が変わらないので、損をしません

 

だから等級が高いベテランドライバーの場合は、車両保険に入ったほうがお得だと考えて問題ありませんよ!

 

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自分の等級やドライビングテクニックなどを踏まえて車両保険は考えよう!

車両保険に加入しなければ、保険料は下がります。

 
ただ、保険は「転ばぬ先の杖」であり、万が一の備えです。

 

そういった“備え”という側面を考えると、車両保険に加入するのは、必ずしも損ではありません!

 

また、保険会社を比較して賢く入れば車両保険を安くすることも可能です。

 

ただご自身の等級やドライビングテクニック、ライフスタイルなどによって、車両保険に入ったほうが「損」「得」と違いが出るので、さまざまなケースを自分でシュミレーションしつつ、車両保険に加入するかどうかを決めてみてはいかがでしょうか?