車両保険を契約する際、比較的新しいクルマは問題ありませんが、初度登録から年数が経過した古い車にはどれくらいまで掛けることができるのでしょうか?

 

また、金額はどれくらまで可能なのでしょうか?

 

車両保険が付けられる年数はどれくらいか?

 

通常、車両保険の金額は保険会社が発行する「車価表」というものに載っていて、適正な金額の範囲が表示されています。

 

車種、年式、グレードや購入金額を参考にはするのですが、これは保険会社によって若干の誤差があります。

車両保険 年数

つまり、車価が会社によって異なるということですね。

 

そして、クルマは年数が経つごとに価値が下がっていって、最終的には新車の10%程度になります。

 

車両の価値がないに等しくなってしまいますので、自動車保険では車両保険が掛けられる年数はたいてい7~10年くらいまでと決まっています。

 

特にダイレクト系自動車保険の場合はこのあたりは厳密に決められています。

 

例えば、新車で300万円の車であれば10年を超えると車両保険では30万円程度の価値になってしまいますが、それでも30万円でもずっと掛けたいと思われる方もいらっしゃいます。

 

仮に30万円でも車両保険を付けておけば、ちょっとバンパーを擦っただけの修理代なども補償してもらえるからです。

 

逆に保険会社としては、ずっと30万円の車両保険を掛けておかれると、相当古い車であっても車両保険を支払わないといけなくなってしまいますので、年数で制限を設けているところが多いのです。

 

ですから、車価が残存金額の下限に来る10年前後で設定しているとところが多いんですね。

 

10年以上の車に車両保険を付けたい場合は

 

それでも車両保険を付けたい場合があると思います。

 

思い入れがある車には特にですが、修理して乗れるのであれば乗りたいと思われるでしょう。

 

先ほどもお話したように、ダイレクト通販型では初度登録から10年が限度となっています。

 

しかし、代理店型自動車保険では12年まで掛けられたり、もっと古い車でも引き受けてもらえることがあります。

 

これは代理店にお願いをして引き受けてもらえるかを打診してもらいます。

 

たいていは付けられると思います・

 

また、状況によっては30万円ではなくて50万円でも大丈夫と言ってももらえるケースもありますので、お願いする際には、こちらの希望の車両保険金額を伝えておきましょう。

 

車両保険には年数制限も確かにあるのですが、代理店型だとこういった融通を利かせてくれる場合もありますので保険料が少々高くても良いという場合にはメリットになりますね。