自動車保険の見積もりをしてもらう際には何ヶ月前から可能なのでしょうか?
任意保険を見直しする場合には、満期日直前にバタバタと動くよりは早め早めに見積もりを取って、検討してあなたにとって安くて補償内容も良い保険会社を選びたいものです。
自動車保険の見積もりは何ヶ月前からしてもらえる?
これは保険会社によっても違いますが、満期日の3ヶ月以内くらい前であれば見積もり可能です。
これ以上早くなりすぎると試算してもらえません。
保険会社のシステム上このようになっているのですが、理由としては保険料などの改定が入る可能性があるのが大きな要素です。
特に自動車保険業界は損害率の悪化に伴って保険料の見直しが行われ、年々高くなる傾向にありました。
このような改定の保険料などがシステムに反映されるのが3ヶ月くらい前になります。
また、対人対物、車両保険料などの目安となる料率クラスの変更もこれくらいのタイミングで反映されます。
先の変更に対応できるようにするため、あまり早い段階での試算はできないというところです。
概算で良いので更新後の保険料を教えて欲しいというのであれば、懇意にしている代理店や保険会社であれば、保険証券や車検証のコピーなどを送ることで試算してもらうことも可能です。
その場合は、改定が入れば保険料も変わることを了解した上でしてもらいましょう。
早期割引を受けるには2ヶ月~45日前までに手続きを
最近は保険会社や代理店でも「早期更改」を促すため、満期の案内をできるだけ早くしてきます。
だいたい満期3ヶ月を切ると案内が送られてきます。
これは早めに更新してもらって他社へ流れるのを防ぐ顧客の囲い込みという狙いがあります。
特にネット通販型自動車保険では「早期割引」というものが準備されています。
会社によって違いますが、満期の2ヶ月から45日前までに更新手続き、または新規契約手続きをすると1~2%の割引になるというものです。
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保険会社の思惑もあるのですが、こういった割引は早い時期に契約をするだけで適用されるものなので、できるだけ使えるようにしたいものです。
自動車保険の一括見積もりサービスを利用する際にも、満期から3ヶ月前を切ったら見積り依頼をしてみるというのが良いでしょう。