自動車保険の見積もりを取るにはいろいろな情報を保険代理店や保険会社などに伝える必要があります。
また、一括見積もりサイトでは保険証券や車検証を見ながら自分で入力していくことになります。
インターネットの場合はできるだけ簡素化されているとは思いますが、それでも結構な情報量になります。
自動車保険の見積もりに必要な情報
大きく分けて以下のものが必要となります。
- 車両情報
- 被保険者情報
- 現在の加入内容
この3つに分けることができるでしょう。
車両に関する情報
運転する車の情報です。
具体的には
- 型式
- 車体番号
- 登録ナンバー
- 初度登録年月
- 安全装置や盗難防止装置などの有無
などです。
特に車体番号などを間違えてしまうと事故の際に対応してもらえないこともあるので、間違いがないようにしておきましょう。
被保険者情報
車を主に運転する人を被保険者と呼びますが、その人の情報です。
- 名前
- 生年月日
- 性別
- 住所
- 最若年運転者年齢
- 免許証の色(ブルー・ゴールド)
- 免許証の有効期限
- 運転者の範囲(家族限定など)
- 使用用途(レジャー使用・業務使用など)
- 年間走行距離
などです。
このあたりは自分のことなので何も見ずに入力することが可能ですね。
現在の補償内容
現在どんな補償が付いているか。
- 対人・対物賠償
- 車両保険
- 人身傷害
- 搭乗者傷害
- 弁護士費用
- 個人賠償保険
などが主なものです。
補償内容は保険会社によって少しずつ違うことがあるので、注意が必要です。
もちろん、保険代理店などではおすすめの補償を付けてくれるケースが多いと思います。
必要な情報は正しく入力しましょう
まずは間違いがないように正く入力していくことが必要です。
先にも述べましたが、車体番号や登録ナンバーはその車を特定するものなので、特に重要です。
また、単純に「安くなるからゴールド免許証と入力しておこう」というのはいけません。
事故が起こった際には免許証のコピーが必要になります。
免許証の色に虚偽があった場合には、保険対応してもらえないケースもあります。
正しい情報を伝えておくと万一の事故の際にも安心できます。
一番間違いが少ないのは、『車検証』と『現在加入している保険会社の保険証券』の控えがあれば良いですね。
必要な情報はすべてそこに載っていますし、年齢条件などは見積もりする際には絶対に必須なので、必ず聞かれます。
インターネットの一括見積を使う場合にも、必要な情報は入力しないと先に進めない仕組みになっているので安心です。
今は保険会社としても、適用できる割引を適用していなかったり、年齢条件を契約者に聞かなかったりするとペナルティになるケースがあります。
なので、昔のように「割引が適用されていなくて損した」なんてことはありません。
繰り返しになりますが、車検証と保険証券、そして聞かれる情報はあらかじめ想定して答えられるようにしておきましょう。
もちろん、見直しではなくて新規で自動車保険に加入する人は、自動車保険証券はなくても大丈夫です。
以上が、自動車保険の見積もりに必要な伝えておくべき情報です。