自動車保険に加入・契約できないケースがあります。
こちらが顧客であるにも関わらず保険会社から断られるのはおかしいような気もしますが、特に近年は増えてきていると思います。
自動車保険に加入・契約できないケース
保険会社から断られるようなケースとしては
などが挙げられます。
「1」「2」は実際に事故がある場合になるので、加入しようとしても断られるケースも多いと思います。
ノンフリート等級が5等級以下の中でも、特に3等級以下はさらに厳しくなってきます。
保険会社のデータの中に、一度事故をした人は再度起こす確率が高いというものがあるので、特にネット通販型の自動車保険では厳しいと思います。
また、「3」と「5」の場合には直接保険会社へ見積り依頼をすると大丈夫であっても、一括見積もりをした際に見積もりを送ってもらえる保険会社がわずかしかないこともあり得ます。
保険会社によっては事故率が高そうな人を排除する場合がありますので、これは仕方ないかもしれません。
「4」の場合には車両保険を付けると全損時や盗難の際には保険会社としても大きな支払いをしないといけないので、車両保険の引受のみを断られたり、車の保管状況を厳しくヒヤリングされたりします。
加入できない場合の対処方法
いずれのケースも「どこも入れるところがない」というのは極めてレアなケースになりますので、諦めずに加入できるところを探すことになります。
対処方法としては
- 現在加入している保険会社・代理店へ相談する
- 一括見積もりを取ってみる
- 他社の代理店へ相談する
などがあります。
現在加入している保険会社・代理店へ相談する
まずは、現在加入している自動車保険会社の担当者または代理店へ相談してみることです。
通販型は難しいかもしれませんが、代理店を通して加入している場合には保険会社へ掛けあってもらえることもあります。
その際には、「私はこうやって事故が起こらないように対策をしています」ということを話しておくとプラスの情報として上げてもらえる可能性があります。
例えば、「安易に保険を使わないように車両保険と対物賠償にそれぞれ10万円の免責金額を設定しています」や、「通勤を車から電車に変えたので、乗るのは土日だけです」などです。
もちろん、実態に合ったものでないといけませんので注意してください。
一括見積もりを利用してみる
現在加入している保険会社でどうしても入れない場合、次は他社を探すことになります。
まずはインターネットの一括見積もりを取ってみることも1つの方法です。
最大16社の見積もりを取ることができるので、加入できるところは見積もりを送ってきてくれます。
こういったサイトを活用して入れるところをまず探すことも重要です。
他社の代理店に相談してみる
もし、知り合いや自動車保険以外でお付き合いのある保険代理店へ相談してみることもおすすめです。
代理店販売型の保険会社の方が融通を利かせてもらえるケースがあります。
また付き合いのある代理店がなければ近くの保険ショップで相談してみるのも1つの方法です。
少しでも早く動き出すことがポイント
もし、自動車保険に加入できないことがわかれば、その時点ですぐに次の手を打つことが大切です。
契約できる先がすぐに見つかるとは限りませんので、1ヶ月くらいは余裕を持って取り組みたいものです。
「あと3日で満期」という状況で相談したとしても、相談される側としても大変ですし、日が少ないというだけで一生懸命やってもらえないかもしれません。
難しい状況をお願いするのであれば、こちらも誠意のある態度で望んだ方が相手も快く対応してくれると思います。
以上が、自動車保険に契約・加入できない場合の対処方法です。