新しいクルマを買った時、通常は乗る前に保険に加入するのですが、万一忘れていた場合には納車後であっても気がついた時点で自動車保険に入っておくことをおすすめします。
納車されているということは自賠責保険には加入しているとは思うのですが、それだけでは不十分です。
納車後でも入れる自動車保険
運転する前に保険会社または代理店へ連絡して保険の準備をしておく必要があるのですが、うっかり忘れていた場合には早急に手配しましょう。
代理店へ電話してみる
今すぐに保険に加入したいのであれば、知り合いや付き合いのある代理店へ聞いてみましょう。
代理店販売型保険会社の商品であれば、当日でも加入することが可能です。
しかし、すぐに対応してもらえるかがわかりませんので、ひょっとすると後日の契約になるかもしれません。
その場合には、保険に加入するまでは車を運転しないようにしましょう。
必要な手続きをしてからでないと補償の開始ができません。
保険ショップへ問い合わせてみる
近くにある保険ショップへも聞いてみましょう。
保険ショップは保険代理店になるのですが、複数社の取り扱いがあります。
自動車保険のような損害保険も扱っているケースが多いので、その場合は対応してくれます。
人が常駐しているのでいつでも行けそうな気もするのですが、予約制になっているところがほとんどです。
土日は予約でいっぱいになっていることも多いので対応してもらえないケースもありますが、平日は余裕がある場合もあります。
また、生命保険をメインでやっている店舗では、通販型自動車保険しか取り扱いがないケースがあります。
通販型の場合は即日で加入できるところがないので、翌日以降の加入になります。
インターネットで一括見積もりしてみる
インターネットでは複数社の自動車保険を一括見積もりできるサービスがあります。
自分の車種や条件で一番安い保険を探すことができるのでメリットが多いのですが、気をつけたいのは先にお話した「通販型」です。
やはり、最短で翌日以降でしか契約ができないので、契約までに少し日数がかかる可能性があることを覚悟しておかないとおけません。
ただ、その場合は契約できるまで車の運転は控えておくことをおすすめします。
自賠責保険の補償内容
冒頭でもお話しましたが、車検を受けて納車されているのであれば、自賠責保険は加入されていると思います。
しかし、それだけでは不十分なのです。
その補償内容は
- 死亡補償 3000万円
- 後遺障害 4000万円限度
- 治療費 120万円
このような内容です。
万一の死亡事故や重大な人身事故を起こした場合にはこれだけでは不足します。
また、対人事故や自分の怪我の補償などは含まれていない「被害者救済」の保険なので、相手と自分を守るためには必ず任意保険にもしっかりと加入しておく必要があります。
もし、納車後に保険に加入していないことに気付いたら後回しせずに自動車保険の手配をすぐにしましょう。