自動車保険を比較することで、お得に加入することができます。

 

多くの人は保険料(掛け金)を比べるだけで細かい内容を見ていません。

 

というよりは、見るべきポイントを知らないというのが本当のところです。

 

例えば、運転者の限定条件が違う場合があります。

 

26歳以上が年齢条件の上限になっている保険会社もあれば、30歳、35歳というところもあります。

 

ここでは安くてお得な比較方法をお伝えしたいと思います。

 

安い自動車保険をお得に比較するポイント

自動車保険 比較 お得

自動車保険を安くする比較ポイントとしては

  • もともとの保険料が安い保険会社かどうか
  • 割引が自分に合っているか
  • 運転者の限定条件

などになります。

 

上記で上げたものは、車の保険の見直しを検討する場合などには頭に入っているとは思いますが、いざとなると意識できていないものです。

 

下記で、簡単な比較ポイントをご紹介したいと思います。

 

もともとの保険料が安い保険会社かどうか

 

保険料を試算する際の基本となるのが「保険料率」と呼ばれるものです。

 

これが高いと掛け金が高くなり、低いと安くなります。

 

「料率を教えて下さい」と保険会社に言っても意味がありませんが、同じプリウスの車で割引が何も効いていない状態で補償内容がまったく同じだったとしても、それぞれの保険会社ごとに保険料は異なります。

 

A社では年間5万円だけれど、B社は4万円だという具合です。

 

もちろんB社を選んだほうがお得です。

 

車種によっても保険会社の特色が出る

 

プリウスはB社の方が安いからといって、カローラもB社の方が安いとは限りません。

 

最近では車種ごとに保険料が設定されているので、車の種類や年式が違えば安い保険会社は変わってきます。

 

プリウスはB社だけど、カローラはA社がいいということも十分ありえます。

 

一番顕著なのは外車です。

 

外車は車両価格が高額で修理代が高く付いたりするので高くなるケースが多いと思います。

 

保険会社によっては、損害率の悪化を嫌がって外車の保険料を高く設定しているケースがあります。

 

統計的に見て事故率が多い車と低い車とがあります。

 

Eの車は事故が多く引き受けたくないからの保険料は高めの設定、逆にFの車は事故が少ないので引き受けたいから保険料を安くしているということがあります。

 

外車の保険料が特に高い保険会社は「外車は引き受けたくありません」ということを遠回しに言っているんですね。

 

車両保険などの補償にも差がでる

 

それぞれの補償ごとに各社ごとの保険料差が出てきます。

 

例えば、弁護士費用はC社は2000円だけどD社なら1800円などです。

 

つまり、自分が付けたい補償によって保険料が変わってくるということです。

 

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特に車両保険では各社間の考え方や戦略が変わってきますので、差が出やすい部分です。

 

車両保険を付けると付けないで安い保険会社が変わってくるケースもありますので、一括見積の際にはなんパターンか作ってもらうことをおすすめします。

 

自分に合った割引があるか?

 

ネット通販を中心に、自動車保険もいろいろな割引を出してきています。

 

ゴールド免許割引はあまりにも有名ですが、他にも新車割引などは設けているかどうかは保険会社によってことなります。

たとえば、せっかく新車割引があったとしても、自分が10年前の車に乗っていたら意味がありませんよね。

それならゴールド免許割引の割引率が大きい保険会社を選ぶほうが良いかもしれません。

車が2台以上あれば、ペアフリートやミニフリートなどがあるところの方がお得だということもあるでしょう。

もともとの保険料が高いとあまり意味がありませんが、自分に合った割引があるかどうかというのも自動車保険を比較するときに確認しましょう。

 

運転者の限定条件の違い

 

運転する人を限定する条件はいろいろとあるのですが、運転者の範囲を限定するのと年齢を限定するのと2種類あります。

 

年齢条件はどうか?

 

たとえば、自分が29歳だったら年齢条件は26歳以上で良いと思います。

 

しかし、36歳だった場合はどうでしょうか?

 

30歳以上や35歳以上限定にしたくはありませんか?

 

損害率が悪化しているので年齢条件も以前は35歳以上限定などがありましたが、最近の自動車保険では26歳以上限定を上限にしているところもあります。

 

35歳以上限定をやっているところは稀ですがまだあります。

 

26歳以上よりも30歳以上にした方が安くなることが多いので、一括見積もりの際には気をつけておきましょう。

 

運転者の範囲

 

一括見積もりをした際に気をつけておきたいのですが、「自分と配偶者しか運転しない」とアンケートに回答しておいても、「家族限定」で見積もりされることもあります。

 

運転者の範囲は家族限定が最小単位というところもあるのですが、それよりは夫婦限定や本人限定の方が若干ですが安くなります。

 

「家族」⇒「夫婦」⇒「本人」

この順番ですね。

 

家族で乗るのであれば問題ありませんが、自分しか絶対に乗らないのであれば本人限定の方がメリットがあります。

 

こういった保険会社ごとの特色を選ぶとお得に契約することができますね。

 

まとめ

 

最終的には、自分が入りたい補償内容や自分が置かれている状況によって保険料が変わってくるということです。

 

既にお話したとおり、各社ごとに得て不得手な部分もあり、その保険会社が得意とする部分と自分のお得な部分の重なるところが多いほうが「自分にとってお得で安い保険会社」ということになります。

 

これは保険会社へ電話をして1つずつ伝えていくのは大変なので、一括見積もりを利用しましょう。

 

その中で、限定条件がどうなっているかなどを確認したうえで、自分に合った自動車保険を比較して選んでいきましょうね。