中古車を購入する場合の自動車保険の掛け方についてご紹介したいと思います。
私自身、中古車を好んで買うタイプなので参考にしてみてくださいね。
中古車の自動車保険は車両保険が鍵
中古車を購入して自動車保険に加入する際に一番迷うところが車両保険です。
これは初度登録から何年くらい経った車なのかということがポイントになります。
8年以上経つと車両保険を付けられないケースも
ダイレクト型自動車保険の場合、保険会社によっては初度登録から8年~10年経つと車両保険を付けられないケースがあります。
車の価値は初度登録から10年経つと10%ほどになってしまうため、その前後で引受できないようになっています。
代理店型自動車保険の場合にはそれ以降も引き受けてくれるところはけっこうありますので、どうしても付けたい場合にはそちらで見積もりを取ってみるのも1つの方法でしょう。
5年未満の車には一般で付けることをおすすめします
まだ年数が浅い5年未満、2回目の車検くらいまでの車の場合は、車両保険を付けることをお勧めします。
私の感覚ですが、5年以内の車はまだ車体も新しいので、バンパーを自損事故で擦った場合などでも直したいと思います。
現在のノンフリート等級制度では、保険を使うと保険料もかなり高くなってしまいまうのですが、それでも直したい場合もあるので、一般条件で付けておいた方が良いでしょう。
また、割引等級が17等級以上だった場合には、保険を使ったとしてもそれほど大きく上がらないので使った方が良いケースも多いと思います。
逆にまだ割引が進んでいない10等級未満などの場合には車両保険を簡単に使いたくないので車両保険を付けないという選択もありです。
6年目以降の自動車保険
6年目以降になると買い替えを視野に入れつつ車に乗るケースも多いと思います。
私の場合、5年落ちまでで走行距離3万キロ以下の車を買うようにしています。
それで大体4~5年乗るつもりです。
そうすると、次の乗り換えを視野に入れながら乗ることになるので、7年くらいまでは一般車両で自損事故まで補償できるようにしておいて、その後は付けないか「車対車+A(エコノミー)」で対応しています。
「あと2年で乗り換えるつもりだから、事故にあったら乗り換える」という心づもりです。
車両保険の保険料は高いということと、保険を使った時の掛け金の上がり具合を考えると付けない方がメリットが出るケースが多いからです。
【参考】
もし、8年目以降は車両保険を付けないというふうに割り切ることができれば、ダイレクト系でも十分対応できますね。
自分のリスクや車への思いに応じて掛けましょう
とは言え、人によっては車への愛着があり、「10年以上経って事故にあっても修理して乗りたい」というケースももちろんあります。
そんな場合にはダイレクト系は難しいと思いますので、代理店型の自動車保険を探してみましょう。
知り合いに紹介してもらってもいいですが、インターネットの一括見積もりでも探すことができます。
必要な条件を入力して、一番メリットのあるところを選びましょう。
中古車の自動車保険は年数や思い入れなど人それぞれの思いが入るので、自分にあったところを探すことがポイントです。