「ダイレクト通販型自動車保険の事故対応って大丈夫なの?」という質問をいただくことが良くあります。
これの質問には「大丈夫ですよ」と答えています。
ダイレクト通販型自動車保険でも大丈夫!
通販型の任意保険は安いので、「安かろう悪かろう」というイメージがどうしてもついて回ります。
まず、最初に考えたいのは、「なぜ通販は保険料が安いのか?」ということです。
【インターネット通販型自動車保険の保険料はなぜ安くできるのか?】でもお伝えしていますが、ダイレクト系では人件費や事務経費などを極限まで削減した結果、安いのです。
代理店型は、
- 代理店手数料
- 代理店管理コスト
- 営業拠点コスト
こういった経費がかなりかかっています。
代理店がいれば、それを管理する人が必要になってきます。
地域の代理店を管理するための拠点が必要となるため、家賃や人件費、事務経費がかかりますよね。
全国で言えば、莫大な経費がかかっています。
ダイレクト型では、手続きをインターネットに絞って簡素化したり、事務や事故対応の拠点を集中することにより経費を削ぎ落とし、結果的に保険料を削減しているものです。
肝心の事故対応力はどうなの?
今も昔も、自動車保険の認可を受けるには金融庁の許可が必要です。
認可を受けたものなので、約款レベルでは多少の違いはあっても大きく変わることはないと考えて良いと思います。
その約款に基づいて事故担当者は対応をしているので、いい加減な対応はしません。
私自身も代理店で仕事をしているときには、通販型の対応力はどうかなと思っていましたが、現在では保険会社感でも優秀な担当者はヘッドハンティングされたりして保険会社ごとの差は小さくなってきていると思います。
どうしてもダイレクト系が不安なら・・・
それでも、ダイレクト系の事故対応力が不安なら、代理店型自動車保険で契約する方法もあります。
人から加入するほうが安心というのも確かにあります。
不安なまま運転するのは嫌ですからね。
しかし、もう一つの選択肢としてはダイレクト系のでありながら事故対応は大手保険会社が受託しているところがあります。
例えば、「そんぽ24」の事故対応は「損保ジャパン日本興亜」が受託しているので、対応してくれるのは大手保険会社になります。
保険料は通販型で安い上に、事故対応は大手がやってくれるというのは安心ですよね。
安い商品であっても心配なのは保険金支払いの段階になったときにどうかということなので、これなら不安を解決できるかもしれません。
今は保険も多様化していて、保険会社ごとに取り組み方が違います。
インターネットの一括見積をしてみると、そういった情報も手に入りやすいのでダイレクト通販型自動車保険への事故対応力への不安も払拭できるかもしれませんね。