自動車保険をスポットで加入したいというニーズは以前からありましたが、今はそういったワンデー補償の1日保険がワンコイン(500円)からでも契約できるようになったのは嬉しい限りですよね。

スポットで加入できるワンデー自動車保険

通常の自動車保険では1年契約になります。

そして、事故がなければノンフリート等級が1つ上がり割引率が上がるので安くなりますが、事故をすると反対に3等級下がるので保険料がぐっと高くなってしまうものです。

 

仮に、30歳以上限定にしていた場合に、たまに子供が運転することがある場合などでも、これまでなら子供の年齢に合わせて契約をしておく必要がありました。

ワンデー 自動車保険

もし、子供が免許取り立ての18歳だったとすると、「全年齢」という条件になるので、保険料はかなり高くなって支払えなくなるようなケースも出てきます。

 

いつ運転するかわからないのに、高い保険料を支払続けないといけないというのは、かなりの負担です。

 

そこで1日から入れるワンデー自動車保険というのが販売されました。

東京海上日動が販売を開始したのを皮切りに各追随しする形で販売を開始しました。

  • 東京海上日動・・・ちょいのり保険
  • 三井住友海上・・・1DAY保険
  • ニッセイ同和あいおい・・・ワンデーサポーター
  • 三井ダイレクト・・・eドライバー保険

これは商品名はとっつきやすくなっていますが、ドライバー保険と呼ばれるものです。

 

通常は車に保険を掛けるのですが、これは運転する人に対する保険になります。

 

親の車をたまに乗る以外にも、友人や知人の車を借りて乗るケースなどもあると思います。

ワンデー保険のメリット

この保険のメリットとしては1日ワンコイン500円からという非常に安い保険料で大きな補償ができることです。

 

補償内容としては

  • 対人対物賠償・・・無制限
  • 搭乗者傷害・・・1000万円
  • ロードサービス
  • 車両補償(オプション)

などになります。

自分の搭乗者のケガに対する補償は少し弱い気もしますが、対人対物賠償は無制限なのでこころ強いですね。

 

また、1000円のプランにすると車両補償も付けることができますので、友人の車を借りて運転する場合などには付けておくと安心です。

 

仮に、週に1度だけ親の車を借りて乗るというのであれば、

1日500円 ✕ 4日 = 2000円

なので年間でも24000円でかなり安くで加入することができます。

 

スポットで加入する自動車保険はこういったメリットがありますね。

ワンデー1日自動車保険の注意点

便利な保険ですが、いくつか注意しておきたい点があります。

 

まずは、事前登録が必要な場合があります。

今日乗るから今日手続きしておこうと思うと手続きができないということになりかねないので、他人の車を借りて運転することがわかった時点で、登録だけは済ませておく方が良いでしょう。

 

また、携帯電話やスマホからしか手続きできない場合もあります。

こういった手続き上のことについては、当日バタバタしないためにも事前に必ず確認が必要です。

 

他にも自分や配偶者が所有する車は対象外だったり、法人所有の車はダメな場合もあるので確認しておきましょう。

使用頻度と保険料のバランスを考える

こういった1日保険は、たまに乗る場合には非常に安くて助かるのですが、例えば親の車に乗る場合には使用頻度と保険料のバランスを考える必要があります。

 

週一回だけ借りるのであれば月2,000円で済みますが、週2回3回と使うのであればスポットで契約するよりも年間契約の保険の年齢条件などを変更したほうが手間がかからず、安く済む場合もあります。

 

また、年間契約の保険料が高くなるようであれば、一括見積もりなどを利用して自動車保険の保険料が安いところを探すというのもコスト削減になって良いかもしれません。

 

スポットのワンデー自動車保険を利用する時にはそういった点も考慮した上で利用していきましょう。