80歳以上でも車を運転している方はけっこういらっしゃいますね。
90歳を超えても運転されている人も私のお客様でもいらっしゃいました。
80歳以上で車に乗っている人に聞いてみたのですが、高齢でも運転し続ける理由としては
- 買い物が不便になる
- 病院へ行くのにタクシーになってしまう
- まだまだ大丈夫
などがありました。
生活が不便になってしまうというのが一番の理由でした。
あと、事故もしたことがない人にとっては「まだまだ運転していても大丈夫」というのが理由のようです。
80歳以上の自動車保険
とはいえ、高齢化社会になってきている日本の現状では、高齢者の事故が増えてきています。
年齢層が高くなれば損害率が上がり、その分、保険料も上がってきていますよね。
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保険会社ごとに対応は違うかもしれませんが、65歳や70歳といった年齢に達した人の保険料を上げる傾向にあります。
これはやはり高齢者の損害率が上がっているので、保険料を上げざるを得ないというところです。
今までまったく事故がなかった20等級の優良ドライバーであっても、70歳を超えたころから事故を続けて起こしてしまうというケースもあります。
ただ、そうはいっても自動車保険では80歳でも90歳でも加入することができます。
年齢制限のようなものは今のところはありません。
80歳以上で車を運転する場合の注意点
ただ、一度事故をしてしまうと更新を断られたりするケースもありますので、注意が必要です。
長距離の移動は控えたり、運転する頻度を少なくしたりと、事故のリスクをできるだけ低くくした方がいいかもしれませんね。
また、ケースバイケースではありますが、軽微な事故では保険は使わないということで車両保険に10万円の免責を付けたり、車両保険を外すということも有効です。
代わりに事故の相手への補償を手厚くしておきましょう。
例えば、対物超過修理費用を付けておくなどです。
保険料が上がった場合の対応
高齢になるほど保険料は上がる傾向にあります。
そういった理由で、保険料が上がるケースには
- 知り合いの保険代理店に相談する
- インターネットで一括見積もりを取ってみる
という対応で掛け金の上がり具合を少しでも軽減できる可能性があります。
知り合いの代理店に相談してみると親身になって対応してくれるかもしれません。
また、知り合いがいなかったとしても、一括見積で安いところを探してみるというのも方法の1つです。
80歳以上で自動車保険に加入する場合には事故率を自助努力で軽減して、万一の事故の際の相手への補償を手厚くして、同時に保険料を下げる努力をしてみるということが大切です。