軽自動車の自動車保険は一般的に普通車よりも保険料は安く設定されています。
車種にもよりますが、保険料は普通車の約8割くらいです。
軽自動車は自賠責保険や税金などの維持費が安いのが良いところですが、任意保険も安いんですね。
軽自動車の自動車保険で必要な補償
保険料は安いとはいえ、事故の頻度が低いというわけではなく、おそらく支払い保険金が普通車に比べると少ないということだと思います。
普通車で人や物にぶつかるのと、軽自動車でぶつかるのとでは衝撃が違います。
そこで、付けておきたい補償を挙げてみました。
- 人身傷害保険
- 搭乗者傷害保険
- 車両保険
基本的な補償にはなるのですが、理由をご説明したいと思います。
人身傷害保険・搭乗者傷害保険
まず、一番必要なのは搭乗中のケガの補償です。
軽自動車の場合、普通車に比べるとどうしてもボディが頑丈ではありません。
他の車と衝突しても軽自動車の方が損傷が激しくなってしまいます。
ボディが大きく損傷を受けているということは、当然、中にいる人もケガをしやすくなります。
また、車同士や自損事故に関わらず、大きなケガに発展する可能性があります。
相手の対人賠償ですべて補償されればまだいいのですが、そうとは限りません。
自損事故の場合は自分で手当して置かなければならず、その場合は自動車保険の補償で手厚くしておかければなりません。
ですから、人身傷害保険の付帯は必須だと考えています。
これで治療費や休業補償・逸失利益といったものは補償ができます。
さらに、子育て世代は子供が大きくなるまではお金が掛かります。
そのための補償ができるように、上乗せで搭乗者傷害保険を付帯しておくことをおすすめします。
大きな後遺障害を負ってしまったり、万一亡くなった場合には逸失利益が支払われますが、それの上乗せで1000万円など受け取れるようにしておいた方が安心ですよね。
まずは、この2つの補償はおすすめなので付けておきましょう。
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車両保険
最近の軽自動車は高性能になってきているので、高いものになると200万円を超えるものも出てきました。
まだ新車のうちは車両保険を付けておいた方が良いと思います。
また、もう一つの理由としては、衝突した時の損傷が激しいということも挙げられます。
繰り返しになりますが、普通車と軽自動車が衝突すると軽の方が激しく壊れているのを目にしたことはないでしょうか?
その分、修理代も高くなってしまいこともあります。
修理してもう一度乗りたいと思った時に修理できるように、できれば一般条件で社ry楼保険を付けておくことをお勧めします。
補償を付けると保険料が高くなります
車両保険などを付けておくことは大切なのですが、その分、保険料は高くなってしまいます。
そこは掛け金と補償内容とのバランスなのですが、支払う保険料をできるだけ下げたいものです。
方法としては、車両保険に免責金額を設定したり、一般条件ではなく車対車にすることも考えられます。
また、人身傷害を搭乗中のみに限定することもできます。
しかしながら、できるだけ補償は落としたくはありません。
そんな時にはインターネットなどの一括見積もりを利用すると、安い保険会社を探すことができます。
軽自動車の自動車保険も各社保険料は様々なので、一度試してみる価値はあると思います。