満期よりも早く契約手続きや更新・継続手続きをするだけで適用される割引があります。それが「早期割引」「早割」と呼ばれる割引です。
特にインターネット通販型自動車保険会社でよく使われているものです。
自動車保険の早期割引(早割)とは?
保険会社によって使えるところと使えないところとありますが、インターネット系の保険会社が主で、代理店型の保険会社ではあまり使われていません。
読んで字のごとくですが、自動車保険の満期よりもかなり早い時点で契約や継続の手続きをすると割引が適用されるものです。
新車割引などと同様で、運転歴や事故歴などに関係なく早く手続きを済ませるだけで安くなるのですから使わない手はありません。
【関連記事】
「早期」の期間は保険会社にもよりますが、2ヶ月~45日前が一般的です。
保険会社としても満期より早く契約をしてもらうことによって、顧客の囲い込みをしたい狙いがあるんですね。
保険料はどれくらい安くなるのか?
安くなる金額ですが、保険料の1~5%くらいが一般的になっています。
新規契約で5%という会社もありますので、年間保険料が10万円だと5千円も安くなるのでお勧めです。
継続契約の場合は1~2%くらいで設定しているところが多いようです。
保険会社としても、まずは自社の契約者になってもらうことに重点をおいているので、他社から新規で来てくれる人には割引率を大きくしているんですね。
一度契約者になってもらい次年度以降も継続してもらえれば、初年度に多少の割引をしても利益が出せますね。
継続の場合だと安くできる率は下がってしまいますが、それでも多少はメリットが享受できるのでいいですよね。
自動車保険にかぎらず計画的に物事に取り組めるとメリットがあるということです。
最近ではコンプライアンスが厳しくなったことと、顧客の囲い込みなどいろいろな要因で3ヶ月前くらいには保険会社から「満期のお知らせ」が届きます。
そのまま継続するにしても、他社へ乗り換えるにしても、早期割引を視野に入れて早めに動き出してみてはいかがでしょうか?