自動車保険の新車割引は、車が新しいというだけで適用されるものなので、とてもお得な割引です。
ゴールド免許割引や長期優良割引などは、長年の無事故運転歴が必要ですが、これは違います。
自動車保険の新車割引の適用基準
これは保険会社によって適用される場合と適用されない場合があります。
これが使える保険会社は初度登録から25ヶ月以内の自動車に適用されるところが殆どです。
25ヶ月ということは3年間は使えるということです。
理論上は3年目の更新の時には24ヶ月に当たります。
更新時に新車割引の25ヶ月以内に入っていればいいので、3年間使えるということですね。
ちなみに、保険期間中に新車に乗り換えた場合、乗り換えた以後の残りの保険期間にこの割引が適用されます。
なぜ、新車だと割引されるのか?
これは新車の事故率が低いということの現れです。
単純に考えてみるとわかることなのですが、10年経った古い車の場合だと、「全損になっても廃車するから、まあいいか」という気持ちの弛みが出てしまいます。
しかし、買ったばかりの新車だとどうでしょうか?
当然ながら、「まだ新しい車なのだから、気をつけて運転しないと」と緊張感を持って運転するはずです。
結果的に新車に乗っている人は事故を起こしにくいというデータが保険会社にはあるんですね。
今は自動車保険もシステム化されていますので、保険料計算もコンピューターでされます。
ですからほとんどの保険会社では自己申告をしなくても初度登録の年月を入れると自動的に割引が付くので、ゴールド免許割引などとは違い申告しないと割引してもらえないものではないので安心です。
ただ、新車の自動車保険の見積書を見た時に「新車割引」の記載がなかった際には、念のため担当者へ確認したほうが良いでしょう。