子育て世代は人生で一番お金がかかる世代です。
自動車保険においても、無駄なく必要なものを上手に選んで契約していきたいものですよね。
少しの無駄が積み重なると結構大きな支出になってしまいます。
ここでは、そんな子育て世代に必要な自動車保険の補償をランキング形式でご紹介してみたいと思います。
対人・対物賠償は必須になりますので、ここでは割愛しています。
子育て世代の自動車保険の必要補償ランキング
4歳と1歳の子供を持つ私が独断と偏見で選んだランキングは次の通りです。
- 人身傷害保険
- 個人賠償保険
- 弁護士費用特約
対人・対物賠償以外で特に必要と思われるものを挙げてみました。
では、その理由を詳しくご説明します。
1位 人身傷害保険
子育て世代におすすめの補償ランキングの1位は人身傷害保険です。
これは、契約車両に乗っている人(運転者・同乗者)のケガの補償ですね。
対象となるのは、
- ケガの治療費
- 休業補償
- その他の実費
- 死亡・後遺障害
などです。
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この補償のメリットとしては、万一の事故の際に過失割合に関係なく、先行してケガの治療費などを支払ってもらえることです。
車同士の事故の場合、相手との示談交渉で過失割合が成立してからの支払いになりますので、病院への治療費を一旦建て替えないといけないケースなどが発生してきます。
人身傷害保険を付けていると、示談交渉の結果を待たずに自分が加入している保険会社から保険金を支払ってもらえるので助かります。
人身傷害保険の搭乗中以外の補償
それともう一つおすすめの理由としては、契約車両に乗っている以外の事故の場合にも補償してもらえるということです。
記名被保険者とその家族が
- 他の自動車に搭乗中
- 車に乗っていない場合の事故
なども補償に含めることができます。
つまり、友人家族と友人の車で出かけた際に事故に遭った場合も、自分で加入している人身傷害から保険金が支払われます。
また、車に乗っていない歩行中や自転車などの交通事故の場合も補償してもらえます。
これは記名被保険者と家族(同居の親族および別居の未婚の子)が対象になります。
子供が友達の家族と出かけたりする際にも安心ですよね。
殆どの保険会社で人身傷害保険は「搭乗中のみ」と「他の車に乗っている場合や歩行中も含む」場合と選べるようになっていますので、幅広い補償の方を選びましょう。
子供がいる家庭では、スポーツなどで他人の車に乗せてもらう機会も多いと思いますので、これを付けておくことをおすすめします。
2位 個人賠償保険
おすすめランキングの2番めに挙げたのがこの補償です。
記名被保険者と同居の親族が補償対象になっていて、日常生活で賠償責任が発生した場合に補償してもらうことができます。
- 自転車運転中に通行人にケガをさせてしまった
- 買い物に行ってお店のガラス製品を壊してしまった
- 買っている犬が散歩中に他人を噛んでしまった
このような場合に対応することができます。
特に小さい子供さんがいるご家庭では、子供が他人にケガをさせないかが気になるところです。
そういったケースでも対応してもらえます。
また、「個人賠償保険の特約について」で詳しくお話してるのですが、一番のメリットは示談交渉をしてもらえることです。
自動車保険の特約として付帯しておけば、どの保険会社でも示談交渉サービス付きなので安心できますよね。
これも、記名被保険者と同居の親族は対象になりますので、是非付けておきましょう。
3位 弁護士費用特約
3つ目に挙げたのがこの弁護士費用特約です。
これは一般的には自分で加入している保険会社が示談交渉できないケースで使われることの多い特約です。
「保険会社が示談交渉してくれないケース」でもお伝えしていますが、車同士の事故で100%相手が悪い場合には、こちらの保険会社は示談交渉ができません。
相手からすべて支払われるからこちらの保険会社は出る幕はないということです。
しかし、こちらが満足行く補償をしてくれないケースがあります。
そんなときに使えるのが弁護士費用特約です。
これは同居の親族の中でどれか一台の車の契約に付帯しておけば、全員が補償対象となります。
さらにおすすめなのが、「被害事故」をワイドな補償できれば、補償を広げておくことです。
AIUなどでできることですが、通常の車に乗っている間だけではなく、歩行中や自転車に乗っているときに遭った被害事故に対しても対応してもらえるようにするものです。
特に子供さんが歩いている時に自転車にぶつかられた場合などは、自動車保険の示談交渉は通常使えないので、直接のやりとりになってしまいます。
そんなときに使えるのがこの特約です。
補償をワイドにしておけば、いざというときに家族を守ることができますね。
ランキングのまとめ
小さいお子様をお持ちの子育て世代のあなたへおすすめの補償をランキング形式でご紹介しました。
自分のことだけなら我慢できることも、家族のこととなると簡単には収まりませんよね。
また、いつも自分が子供の側にいて守ってあげることは不可能でしょう。
上記で挙げた補償内容は、家族をもつあなたにとって重要な内容となっています。
もし、今まで付けていないようであれば、是非とも付けることをおすすめする補償内容のランキングです。