70歳の自動車保険相場って、一体いくらなの……?

巷では、60歳以上の方の自動車事故が目立っています。

「ブレーキとアクセスを踏み間違えた」
「高速道路の入り口と出口を間違えた」

など、これらの事故を引き起こす年齢層が多いのが、60歳以上です。

 

また70歳以上の方は、どうしても反射神経が悪くなり、判断力が低下する傾向があり、人によっては運転免許を返納した……という方もいらっしゃいます。

 

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それでは、そんな70歳の方の自動車保険って、どのようになっているのでしょうか?

70歳代の自動車保険相場……5~7万円(車両保険アリ)

生命保険は、保険会社によっては70歳以上の方は、加入できない、ということもありますが、自動車保険に関しては、70歳以上でも加入が可能です。

 

そして、気になる自動車保険金額ですが、若い時から長~く車に乗り続けており、等級も高い方の場合は、他の年代の方と価格がほとんど変わらない……ということも少なくありません。

 

40代以上で等級が最大20等級であれば、車両保険も含めて5~7万円程度だと考えて、まず間違いありません。

 

それでは何らかの要因で、新規に自動車保険に加入することになった場合は、どれくらいの金額になるのでしょうか?
70歳代の方が、新規に自動車保険に加入する場合は自動車保険料が10~20万円ほどかかると、考えてください。

 

ちなみに、同じ条件であっても年齢によって自動車保険の価格が変わるのは、「記名被保険者の年齢区分」で保険料が変わるからです。
20歳以降は、どんどんと保険料が安いくなりますが、40歳を超えると保険料がほとんど変わらなくなり、その後は逆に上がって行きます。

 

やはり自動車保険を売る側も、年齢と共に事故が起きるリスクは考えており、なるべく保険会社側の損を減らすために、「記名被保険者の年齢区分」というシステムが採用されているのです。

70際の方でも大丈夫!「記名被保険者」を変えれば保険料が安くなる!

70歳の方で、これから自動車保険に加入される……という方は、珍しいかも知れませんが、仮にそういった方がいる場合は、自分の名義で自動車保険に加入するのではなく、被保険者の名義を自分より若い血縁者に変えることで、自動車保険料を安くすることが可能です。

 

また、加入する際の条件を減らすことでも、自動車保険の価格を下げることが出来ますが、“万が一”のことを考えるなら、安易に特約や加入条件を減らすことは、オススメしません。

 

ただし、ペーパードライバーで、あまり車を運転しない方は、加入条件を最低限のものに変えても良いかも知れませんよ!