任意保険に限ったことでないのですが、20歳以下の人は軽自動車を運転することも多いのではないでしょうか?

 

軽を選ぶ理由としては、車両本体価格や維持費が安いという理由が挙げられます。

 

軽微な事故なども多いので、慣れるまではできるだけコストを抑えて、就職して安定的な収入が得られたり、運転が上達して大きな車を運転しても大丈夫という年齢になってから軽自動車を卒業するケースが多いように思われます。

20歳以下で軽自動車の任意保険が高い理由

軽自動車に限らず、一般的に若い人が車の保険に加入しようとすると保険料はかなり高くなります。

特に20歳以下の場合は「全年齢」というどんな年齢の人でも補償する条件になるからです。

 

若い人の方が事故率が高いというデータがあって、それに基づいて保険料も計算されています。

20歳以下 自動車保険 

年齢条件を付けることができるのは21歳以上からになるので、それ以下の人は一番高い掛け金を支払わないといけません。

 

実際に、新規で加入する場合のノンフリート6等級の新車で車両保険を一般条件で掛けるとなると、日産ノートなどの一般車でも年間30万円以上もすることも普通にあります。

少しでも安い自動車保険に加入するには

大学生や就職して間もない間は、保険にはしっかりと入っておく必要がありますが、できるだけ安くしないと支払うのが厳しいケースも多いかもしれません。

 

少しでも安くするためには

  • 親の等級を引き継げないか聞いてみる
  • 車両保険を付けない
  • 安い保険会社を探す

などの方法があります。

親の等級を引き継げないか聞いてみる

任意保険のノンフリート等級制度は、1年間事故がなければ翌年度に等級が1つ上がり、事故があると3つ下がる制度です。

 

通常は毎年無事故で長年かけてコツコツ上げていくものなのですが、同居の親族であれば等級を引き継ぐことができます。

 

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ノンフリート等級を引継げる人

 

例えば、親の等級が20等級だった場合、それを引継げるようであれば、63%割引で加入することができるので、掛け金を大幅に安くできます。

 

この場合、親の等級は7等級からになってしまうのですが、親がお年齢条件を30歳以上などにしていれば安くなります。

車両保険を付けない

車両保険とは、事故の際に自分の車の修理代などを補償してもらえるものなのですが、これを付けないことで大幅に保険料が安くなります。

 

イメージとしては倍くらい掛け金が変わるイメージです。

 

最初の頃はバンパーを擦ったりする自損事故も多いのですが、修理代などは自分で出すことにして車両保険を付けない方法もあります。

 

もし中古の軽自動車を購入した場合などは、年数が古ければそれほど車両価格も高く保険料が高くなってしまうケースもあるので、思い切ってみるのも良いかもしれません。

 

初度登録から年数が新しい車の場合は付けておいた方が良いケースなどもあるので、保険会社などへ相談してみると良いでしょう。

安い保険会社を探す

インターネットの一括見積もりなどを利用して、あなたにとって一番安い保険会社を探す方法です。

 

車の車種や初度登録年月やその他の情報を入力していくと、最安値の保険会社がわかります。

 

また、それ以外にも複数の保険会社を取り扱っている保険ショップで相談し、そのお店で比較して安いところを提案してもらうのも良いでしょう。

【参考記事】

保険ショップ見積もり体験記

 

運転に慣れない間はインターネットで契約してしまうよりは、担当者と話をしながら補償の内容を把握しつつ加入するのもおすすめです。

 

どちらにしても、20歳以下の軽自動車の自動車保険料を安くするには比較することは必須と言っても良いでしょう。