18~20歳で車を運転する場合、自動車保険は「全年齢」になります。

 

この年代というのは当然ながら免許取り立ての初心者から3年未満となるので、どうしても事故率が高い年齢層ということで保険でも保険料がかなり高くなってしまいます。

 

自動車保険 全年齢

新たに加入するということであれば自動車保険のノンフリート等級は新規6等級から始まるので、イメージとしてはプランや保険会社にもよりますが、年間で20万円~30万円くらいで車両保険を付けると普通のマーチやノートといったコンパクトカーであっても50万円を超える見積もりになってしまいます。

 

【参考記事】

ノンフリート等級の割引率

 

それでも親御さんがお金を払う場合には事故のときのことを考えて50万円以上の保険料を支払われることもあります。

 

全年齢の自動車保険を少しでも安くするには

全年齢だと、未だ学生であったり仕事をし始めて数年目になるので、自動車保険の年間保険料を一時払で支払っていくことは少し困難かもしれません。

 

毎月の給料などの中から月払いで分割して支払って一時的な大きな費用負担を軽減されている方も多いです。

 

親御さんが支払われる場合には一時払いのほうが掛け金も安いので一時払いにされることも多いでしょう。

 

しかし、それでもあまりにも高額なので少しでも安くしたいですよね。

 

保険料を節約する方法としては

  • 一時払いにする
  • 複数所有新規(セカンドカー)割引を使う
  • 同じ条件で安い保険会社を探す
  • 割引制度をうまく活用する

などになります。

 

一時払いにする

先にもお話しましたが、毎月の分割払いよりも年払いという一時払いにした方が保険料は抑えられます。

保険会社にもよりますが、だいたい5~7%くらい安くなりますね。

 

年間契約で絶対に支払わないといけない掛け金であれば、安い方法で支払っておくほうがお得です。

 

複数所有新規(セカンドカー)割引を使う

もし、同居の親族の中にノンフリート等級が11等級以上の自動車保険の契約があれば、7等級から始めることができます。

 

【参考記事】

複数所有新規(セカンドカー)割引とは

 

ノンフリート等級が6等級だと―19%ですが、7等級になると―30%割引になるので家族に等級が高い人がいるだけで1割以上も安くなります。

 

車を運転している家族が他にいる場合には聞いてみましょう。

 

同じ条件で安い保険会社を探す

これは最安値の保険会社を探す方法です。

 

通販型であれば保険料も抑えられる可能性が高いので、できるだけたくさんの見積もりを取ってみて比較することをおすすめします。

 

全年齢の若い人であっても年間走行距離や車を運転する頻度などによって使える割引もあります。

 

こういった割引制度も保険会社ごとに適用条件や割引率などが違うので、実際に見積もりを取ってみるとびっくりするくらい保険料が違うこともよくあります。

 

おすすめは無料の自動車保険の一括見積もりサービスを利用することです。

 

これは1度だけ必要事項を入力するだけで最大16社の見積もりをとることができます。

 

その中から安いところを選ぶだけです。

 

見積もりをもらった場合でも加入するしないは自由なので、この記事の下にもリンクを貼ってありますので活用してみてください。

 

乗る時だけ保険に加入する方法

上記で全年齢の任意保険を安くする方法をお伝えしましたが、他にも「乗る時だけ保険に入る」という方法があります。

 

例えば、学生で親の車を借りて乗る場合などです。

 

自分で所有している車の場合はダメなのですが、借りて乗る場合には「1日だけの自動車保険」があります。

 

【関連記事】

1日自動車保険が必要となるケース

 

親の車を借りて乗る場合、通常の任意保険では18歳の子がのるのであれば全年齢に年齢条件を変更する必要があります。

 

仮に30歳以上限定を全年齢に変更するとなると保険料は2倍以上高くなるケースもあります。

 

そこで、週一回だけしか子供が乗らない場合には1日から掛けられる自動車保険に加入する方が保険料的なメリットが大きいかもしれません。

 

車両保険無しで1日500円、車両補償を付けても1日1000円なので、車両補償なしで月に4回乗るのであれば1ヶ月あたり2000円の保険料で済むので合理的です。

 

ただし注意したいのは、今日乗りたいから今日登録するというのはできません。

 

最初だけは事前に登録する必要がありますので気をつけましょう。

 

以上が全年齢で自動車保険を乗るときに保険料を安くする方法のご紹介でした。