レッカー移動はロードサービスで一番メインとなるサービスの一つではないかと思います。
自動車保険に加入をしていて、自動できなくなってしまった場合には無料で近くの修理工場まで引っ張っていってもらえるのでとても便利です。
加入に関しては各社いろいろな条件がありますので、保険選びにも影響してきます。
ロードサービスのレッカー移動・搬送の内容
搬送してもらえる条件などをまとめてみました。
レッカー移動してもらえる条件
レッカー移動が発動される要件としては「自走不能」が要件となる保険会社がほとんどです。
コツンとぶつけて自分で走行可能な場合は運転して帰れますよね。
ですから対象とはなりません。
逆にちょっとした事故であっても、夜でヘッドライトが破損してしまった場合、道路交通法上では走ってはいけないので対象となります。
搬送してもらえる距離
保険会社間で一番さが開くのが搬送してもらえる距離です。
距離では15~100キロまで無料のところから、ソニー損保は無制限で無料だったりします。
また、距離ではなくレッカー搬送にかかる費用で、10万円限度や15万円限度といった限度金額を設けている保険会社もあります。
また、保険会社の指定工場を利用した場合やJAF会員なら走行距離が15キロ伸びたりと、本当に各社様々です。
レッカー移動で自動車保険を選ぶ際の注意点
ちなみに、レッカー搬送にかかる費用としては1キロで500円~900円くらいが相場と言われています。
仮に10万円まで補償してもらえるとなると、1キロ700円で計算してみると
10万円 ÷ 700円 = 約143キロ
となり、15万円で計算してみると
15万円 ÷ 700円 = 約214キロ
となります。
搬送費用や出張料などを含めてだいたいこれくらいですが、業者によって料金が違ったり、昼間と夜間でも違ったりましす。
また、普通車・中型・大型など車の大きさでも料金が違いますので注意が必要です。
あとはレッカー出動の基本料金が1~3万円などかかってきます。
軽自動車や乗用車で昼間の事故であればいいかもしれませんが、中型車以上で深夜の場合などは大きく金額が変わってきますので注意が必要です。
そういう観点から言うと、距離で限度を設けている方が安心できますよね。
ソニー損保は保険会社指定の最寄りの修理工場までの搬送は無制限で無料ですが、自宅から遠い工場になる可能性もありますので気をつけたいものです。
利用者が指定する工場だと50キロが限度となってしまいます。
こういった細かい点を知っておくのと知らないのとでは事故の際に大きな差となって出てきてしまいます。
ロードサービスのレッカー移動・搬送を自動車保険選びの一つの条件に加えられる場合には、保険会社へ確認しておいた方がよいでしょう。