車を運転していてガス欠になってしまったことはりますか?

 

走行中にガソリンが無くなった場合でも、自動車保険のロードサービスが対応してくれます。

 

最近では燃料費節約のためや、ハイブリッド車でガソリンの消費が減ったため、一度に満タン給油をしない人が増えてきて、ガス欠での出動も増えているようです。

 

ガス欠でのロードサービスの概要

 

ほとんどの保険会社で10リットルのガソリンを届けてもらい、給油してもらうことができます。

 

どの保険会社も保険期間中(1年間)で1回までという制限があります。

 

ガス欠 ロードサービス

出動費用は無料なのですが、燃料費用負担は

  • 無料
  • 加入2年目以降無料
  • 実費がかかる

の3つのパターンに分かれます。

 

 

1年目からすぐに無料でガソリンを提供してくれるところもあれば、その保険会社へ加入して1回めの更新が終わった2年目以降から無料になるところもあります。

 

1年目は実費がかかるということです。

 

また、何年契約していても、ずっと燃料費は実費がかかるところもあります。

 

ちなみに燃料切れでJAFを呼んだ場合

  • 昼間の一般道・・・8230円 + ガソリン代
  • 夜間の高速道路(SA・PA以外)・・・19,540円 + ガソリン代 + 高速道路料金

一例ですが、このような金額がかかってしまいます。(JAF会員は無料)

 

これを見ると、出動してもらうだけでも結構な費用がかかってしまうので、燃料費を実費で支払っても無料で駆けつけてくれるだけでもラッキーと思わざるを得ないかもしれません。

 

とは言え、燃料代まで無料になると嬉しいものです。

 

自動車保険会社のガス欠での対応

 

各保険会社の対応を下記の通りまとめてみました。

 

保険会社 条件 費用負担
ソニー損保 2年目から 無料
アクサダイレクト 2年目から 無料
SBI損保 期間なし 無料
チューリッヒ 期間なし 無料
三井ダイレクト 期間なし 実費
イーデザイン損保 期間なし 無料
セコム損保 期間なし 実費
セゾン自動車火災保険 期間なし 無料

(平成27年9月現在)

 

このようにしてみると各社の対応は様々ですね。

 

流れ的にはガソリン代は無料になる流れなのかなという印象です。

 

ガス欠に限らず、こういったロードサービスは日進月歩なので今後も改善冴えれていくことと予測できますね。

 

ガス欠でロードサービスを使えるのは年間1回なので注意しましょう

 

先におはなしたとおり、燃料切れで駆けつけてもらえるのは年間で1回だけです。

 

これはモラルリスクを避けるだ為だと聞いたことがあります。

 

ある保険会社の担当者から聞いたのですが、ロードサービスができて間もなかったころは1年で何回もこのサービスを使えた時期があったそうです。

 

そのとき、年間10回もガス欠で使った人がいたため、年間1回に限定されたとのこと。

 

「ガソリンがなくなったら保険会社に頼めば給油してもらえるから大丈夫」と思う人が常習化してしまったんでしょうね。

 

上記の表を見ていただいても分かる通り、各社それぞれ対応が違いますので、自動車保険を比較する際にはロードサービスも含めて注目したいところです。